2018年2月18日日曜日

ときふせてねじふせる

定番のBK41型です。
基本形はイギリスに昔からよくある形で日本の学生鞄や
サザエさんのお父さんが持っている鞄の原型と言える鞄です。
Fugeeでは厚手のブライドルレザーをかなりの迫力で使用しています。
ある時から型紙を少し変える事に気がつき通しまちの作業がだいぶ楽になりました。
それでも4mm厚の革を押さえ込むのは大変で、かなりの緊張感です。
マチの張りこみが終わると毎回ドッと疲れます。
手縫いは本当に素晴らしい方法で、重量感のある鞄のこんな厚さの革でも
コントロールしながらそこそこ繊細にまとめられるのです。





2018年2月10日土曜日

品評会

鞄教室でのひとこまです。
長いこと時間をかけてきた口枠の鞄が出来あがり、みんなで並べて品評、検証を
たのしく行いました。
私たちにとっても、生徒さん以上に驚き発見があり勉強になった授業内容でした。
今回の鞄は私たちがつくった見本を元に各自がデザインを起こし、
製作のための原寸図面を描き、試作によって問題点を出し、
作り上げるというFugeeの製作工程を簡略的に実行した鞄作りでした。
こちらからの条件は全員同じ口枠金具を使うこと、
マチの下部を固くすること等、その他持ち手のかたちもテーマの一つでした。
長い工程の間、私たちからのしつこい質問にも耐え自分たちの
オリジナルの鞄を皆さん作り上げました。
ブラボー!








2018年2月5日月曜日

透明感のあるボックスカーフ

この鞄に使用している革は以前パリでたまたま見つけた革屋さんに飛び込んで
見つけた、ぽってりした厚みのある美しいカーフです。
あまりにも繊細な表情の革なので当初は製品にするのをためらったほどです。
Y 様に5年ほどお使いいただいているこのKM39型。
薄い透明感のあるカーキ色はお手入れさせていただく度に少しづつ濃くなり新しい質感に
変化していきます。
面白い革です。



2018年1月27日土曜日

真鍮フレームの鞄 2

高機能で使い勝手を重視するものが求められる時代に逆行するところもある
Fugeeの鞄作りですが。
使用する方にとって鞄が革であることの意味はどこにあるのかと考えると、日々の使用の中から出てくる愛着や自分の生活の一部という感覚が他の素材と比べて強いというのもそのひとつだと思います。それが自然の素材の素晴らしいところでしょう。
なんと言っても経年変化とはそれが朽ち果てていく過程なのですから。
それさえも美しいのです。
その仕立てが未来の美しさも含めて考えられたものであったらなおさらです。
Fugeeはそういう鞄が好きです。
だから自分たちの試行錯誤を続ける意味もあると思っています。
愛着が湧いて長く手元に置いておきたいと感じられるものは、
意志を持った人間の手でしっかりとつくられたものであると信じているからです。




2018年1月20日土曜日

真鍮フレームの鞄

フレームの留め具と錠前の検討、制作に時間がかかりましたが
素敵な鞄に仕上がりました。
幅48cm 高さ31cm 厚み16cmのやや大きめのものです。
できれば多くの方に見ていただきたい珍しい金具の鞄です。
7回にわたって「ながい道のり」をご覧いただきありがとうございます。
これからも鞄のクオリティーのあり方を探ってもがいていこうと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。






2018年1月14日日曜日

お休みのお知らせ

1月14日(日曜日)は都合により午後からお休みいたします。
ご迷惑ををおかけいたします宜しくお願いいたします。


2018年1月13日土曜日

ながい道のり7

真鍮の口枠に合わせた試作で問題点を洗い出して本作に入りました。
写真は完成した本体部分と口枠です。この他に別の革で作った内張があります。
枠を内張の付いた本体に真鍮の鋲で固定するといよいよ出来上がりです。