2020年2月24日月曜日

やわらかいリュックサック (5)

完成してご注文いただいたお客様のところに行くしばらくの間
制作の反省も兼ねて数日時間があれば眺めています。
お客様の長い相棒としてご使用いただけたら制作者みよりです。
鞄を通しての長いお付き合いもこれから始まります。
どういう経年変化をしていくか楽しみです。







2020年2月17日月曜日

やわらかいリュックサック(4)

それぞれのパーツを一つ一つこだわって制作した鞄です。
巾着部分を絞る紐は実験の結果象革がベストでした。
リュックサックは一般的に背中で重さを受けるので表側は長く使用すると
革自体が垂れ下がることになります。
その感じが嫌で表側を支えるフックを取り付けました。
背中側の貴重品入れポケットのファスナーは存在が気にならず
引きやすい形を工夫し自作しました。




2020年2月8日土曜日

やわらかいリュックサック(3)

何とかここまで出来上がりました。
バックル用の穴を開けファスナーの引手を作り
リュックの口もとを閉める紐を取り付ければ出来上がり。
作り手としては面白い工夫をあちこちに組み入れた鞄なのですが
四角く横たわっている姿はどうってことはありません。
そうです、ディティールだけが目立つようではいい鞄とは言えません。
ちょっと癪だったりもしますが、
細部は鞄のトータルを美しくするものでなくては意味がないのです。




2020年1月31日金曜日

やわらかいリュックサック(2)

質感のいいポッタリした革の質感を生かしたざっくりしたリュックサックですが、
金属パーツが意外に多いのもこの鞄の特徴かもしれません。
金属の様子をうかがいながら削り、曲げ、仕上げてゆきます。
私たちにとっては革とはまた違う質感の、でもやっぱり素材そのものと
相談しながら作っていく部品たちです。




2020年1月24日金曜日

やわらかいリュックサック(1)

一般に使われているシュリンクカーフよりもう一段柔らかく
しなやかな質感の素晴らしい革です。
これが生きるバッグは、、、と考えついたのはざっくりとしたリュックサックでした。
最初のものは、2014年の「Real Bespoke 展」に出品するときでした。
いくつかオーダーをいただいておりますが、これがその後はじめて制作するものでした。
一作目をべースにしつつ、どのくらいブラッシュアップしたものにできるか、
力が入ります。
出来上がりのシンプルであっさりした雰囲気からは想像もつかないパーツの多さです。
本体はその焦げ茶色のキメの細かいシュリンク加工のカーフ、ベロやショルダーベルトなどの付属の革は少しオイルの入った張りのあるワイン色のカーフを選びました。
一番下の写真はリュックサック本体の底にあたる部分です。






2020年1月10日金曜日

新しいこと

鞄を作る時、見た目は普通でも細部まで色々な実験や私共なりの美意識がぎっしりと詰まったものをお作りしなくては面白くないと考えております。
新しいこと、面白いことを取り入れた鞄を作るというのは楽しい事です。
もちろん革を知る事、仕立てを研究することは大前提のお話ですが。
昔からありそうで無かった真鍮無垢のフレームの鞄をキチッと作ってみたい。
そんなワクワクする思いの金具、錠前作りです。




2020年1月6日月曜日

2020仕事始め

本日よりFugee始動いたしました。
と言っても去年からの仕事を革まみれ、金属まみれになってそのまま続けるだけなのですが。
一週間くらい触れないでいたのですが、やっぱり革の仕事は面白いです。
こんなことを言うとお客様に叱られそうですが、子供の頃ナイフを握って夢中で木の端切れを削った時みたいな、ああ言う感覚なんです。
周りから見たらチマチマとした世界にしか見えないでしょうが、その中にドローンと浸ったような、、。
心地良いんです。