2019年3月16日土曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 4

「金具を銀で」というお客様のご希望で錠前をFugeeオリジナルの
スターリングシルバー(925)丸錠前で、
ベルトの取り付け部は同じく925で自作した金具を使用ました。
鞄の強度を担保する全体の構造はもちろんですが、その他フラップ(ふた)の開け閉めに
ショルダーストラップが干渉しないバランスも工夫し取り入れてあります。
ステッチなどのディティールだけがやたら強調されるような事もなく、
全体の様子がとても美しい鞄になったと思っております。









2019年3月10日日曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 3

美しく、耐久性があり使い勝手が良い、そのほかお客様の要望によって柔らかさ
とか・・・
鞄づくりではたくさんのことを考えながら作り進めていきます。
そういうものを無理なく、自由な状況で形つくるには手縫いは最強です。
部品ができてだいぶ形になってきました。









2019年3月3日日曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 2

カットする時にはただ平面だった革のパーツも
こんなにもふくよかで柔らかな表情を見せてくれます。
テストの繰り返しの中から具体的なより良い作業方法をなんとか見つけ出します。
つくり手の意思が素材である革の方にうまく伝わって、革の方もそれに答えてくれたなと感じる幸せな瞬間があります。













2019年2月25日月曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 1

胴体の下の左右の角を三角に切り取り、
その三角の辺と辺をつなぎ合わせると出来る形状。
野球のボールの縫い合わせのような感じです。
切り取る三角の形状を工夫するといろんな立体の可能性が生まれます。
その方法を使ったフルオーダーのショルダーバッグの制作過程を数回に渡ってご覧いただこうと思っております。
上の写真は合わせ目が縫いあがり、コーナーパッチを当てる前の胴のです。
下はコーナーの形を決め型紙を作るための部分試作になります。





2019年2月17日日曜日

ディティールは大事!?

当然のことですが全ての製品はディティールの集合体としてできています。
どこを見てほいしかということを考えて作ったりもします。
しかし個人的にはディティールは全体のためにあるのが当たり前だと思っています。
自分が今製作している鞄、小物が目指しているポイントが
どこなのかをいつでも見て作るように心がけています。
コバやステッチの出来の良さが目立っているような物も悪くはないのでしょうが、
できればバランスや全体のあり方が美しいものを作りたいと思います。







2019年2月10日日曜日

2月の陽射し

立春が過ぎました。
庭の梅の花が満開です。
写真の鞄はお客様とともに約5年の月日を刻み里帰りしたFM42型のブリーフケース。
メンテナンスでお預かりしました。
繊維がほぐれてとろっと柔らかみを帯びてきた質感がいい具合です。
新しい時には見られない素敵な表情を見るのはつくり手にとっては至福なことです。
同時に、つくった鞄達との再会は自分たちの仕事の行く末との対面でもあるので
毎回ピリリと身が引き締まります。








2019年2月3日日曜日

T様のFN44型

T様にご注文頂いたブライドルレザーの新サイズ、FN44型です。
大きさはFL46型とFM42型の中間でA4のファイルを意識した形です。
プロポーションといくつかの部分を変更することで
ファイルの大量収納も可能になりました。
もちろんブライドルの美しさを損なわない鞄です。
去年よりFugeeの定番の仲間入りをしました。