2017年7月22日土曜日

お休みのお知らせ

都合により7月23日(日曜日)、24日(月曜日)お休みいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。





2017年7月16日日曜日

「?」を消すための作業

Fugeeの鞄づくりではあらゆる場面で「試作」をします。
それは、本作に入るためのテストで、こういう鞄をつくろうという指針を
いろんな角度からチェックし、はっきりさせていくためのものです
本番の革を使うことはできませんが、目的の鞄を作りあげてみるのは、
あらゆる面からその鞄を検討出来る「試作」の例です。
でもその他にも多くの試作をしてみます。
写真のようなパーツの制作もその大切なひとつです。
KM39型のブリーフケースをタンニン鞣しの山羊革でというご注文。
つくり慣れたかたちではありますが、この鞣しのこの革での制作ははじめてのこと。
厚手でシボの美しいこの革をどの厚みでどんな張りで仕立てるのが
ベストなのかを探ります。
鞄になったときのコバの厚みと強度は?
コバからどのくらいのところをどのピッチで縫い絞ると美しいか?
・・・・などなど
私たちが思う素敵な鞄をつくるためには、これらの「?」を消すための、
地味な作業がとてもたいせつなのです。







2017年7月8日土曜日

アンティークの金具

そういう先入観で見ているからでしょうか、アンティークの
金具をバラしてサンドペーパーで磨いただけなのですが「美しい」のです。
もう少し研磨して新しい鞄に取り付けます。
キャストあり、プレスあり、ロウ付けあり。
ある状況を表現しようと工夫を凝らした名も無い職人達が作った形です。
現在だったら「少し形を変えてロウ付けを減らしてプレスで効率よく、、」
なぞと考えるのかも知れません。
昔はそれ以外やりようが無かったのかもしれませんが、
手間を惜しまず作り表現したものは愛おしく美しいのです。



2017年7月1日土曜日

革の魅力

鞄の角は、ぶつけたり、擦れたりしやすい個所です。
上の写真はメンテナンスの後、真ん中はメンテナンス前の鞄の角です。
使われた鞄に新しい時にはなかった表情と質感がでてくるのが
革のいいところだと考えています。
日々の生活でお使いいただいているあいだには、
鞄の角以外の部分もいろんな状況に出くわすはずです。
思いがけず出来てしまった深い傷やこすり傷にびっくりして
落ち込まれるかたも多いとおもいます。
でも長い目で見ると、革にはそういったマイナスの要因さえも許容してしまう
懐の深さがあります。
いちばん下の写真はメンテナンスがおわったあとの鞄の顔です。






2017年6月25日日曜日

琥珀色のDB43型

形としてはかなりフォーマルなビジネスバッグの分類に入るダレスバッグです。
ボックスカーフの様な繊細な表情の革で作ればズバリ、ファッション誌から出てきた風合いのかなり美しい鞄になるところですがブライドルレザーで作ったこの鞄はどちらかというと、きりっとしたラグビー選手のような、内にパワーを秘めたものを感じます。
革の力はすごいです。10年後、更にその後この鞄がどう変化するかが楽しみです。






2017年6月17日土曜日

ダレスのコバ

ブライドルレザーのダレスバッグのコバ(切り口)を磨き締めている途中です。
胴の周りがステッチで一周囲まれた非常にフォーマルな鞄です。
この種の仕立ての鞄は、前と後ろの胴のいちばん下のコバだけが地面と接しています。
言い換えると二枚の革の板で全重量を支えています。
それだけに胴の強さ、コバの強さには気を使います。
Fugeeが染料とフノリを使った昔ながらのコバ磨きをしているのも堅牢なコバを求める
からであり、ダメージをうけたコバの締めなおしが効くからです。
単純に強度だけで比較すれば不利な所がある構造ではありますが、
その出来上がりのキリリとした美しさはこの鞄の大きな特徴と言えます。



2017年6月10日土曜日

お休みのお知らせ

都合により6月10日(土)、11日(日)、12日(月)はお休みいたします。
大変ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。