2021年1月21日木曜日

ふっくらできたて

先月の教室から。
単純な内縫いのポーチだけれど、みなさんスケッチから図面を描き、
型紙を起こしました。
縫ってひっくり返すまで全貌がわからないのがこの仕立ての特徴。
マチの長さの出し方や玉ぶちの貼り方、縫い絞る強さなどによって表情は変わってきます。
ひっくり返したての表情を写真に撮りました。ふっくらと焼きたてのパンのようです。
みんなでわいわい反省会。そんな先月が懐かしい。。
緊急事態宣言が出て、また鞄教室ができなくなりました。
寂しいかぎりです。







          
                                         








2021年1月13日水曜日

ラガーマンの鞄

どの鞄を作る時も持たれる方を思いながら作業を進めます。
その時の思考回路は「あの人が使う、だったらここはこうした方がいい、
ならこのやり方で行ってみよう。」 
大まかに言うとこれを続け繋げて完成に向かいます。
ですから定番商品でも一つづつ違いがあります。
そういう作り方は作っていて楽しいんです。
ですからFugeeは同じ鞄をいっぺんに複数作るのは苦手です。
この鞄はトラッドな装いでおいでになられたガッシリした身体の
ラガーマンの方からのご注文です。


2021年1月7日木曜日

2021年よろしくお願い申し上げます

今年は新しく仕入れることができた面白い革が少しあるので
これらを使った鞄を時間を見つけて作ってみようと思っております。
どうぞご期待ください。
今年もよろしくお願い致します。



2020年12月25日金曜日

ダークグリーンの抱え鞄

今日はクリスマスなので深い緑色の鞄のご紹介。
定番のKM39型。
最近出来上がりました展示販売用の鞄です。
お気に召してくださるお客様の目に留まるまで、ショウルームにございますので
ご興味のある方は見にいらして下さい。






2020年12月16日水曜日

2020年12月

アッ、もう年末だ。
不意義な一年が終わろうとし、まだ状況は続こうとしています。
Fugee工房はほとんど何も変わらないのですが、お客様と直接お会いする機会は
激減しました。自分が出掛ける機会も減りました。
しょうがないのんびり構えてもしできたら新しい可能性を探りながら鞄を作りましょう。
この状況が終わったらアレしようコレしよう、妄想だけは広がります。
鞄の写真の間に植物を見つけました。
ホッとさせられます。







2020年12月7日月曜日

ブライドルレザーのおもしろさ

Fugeeの定番FL46型です。
ちょっと専門的になりますが、この鞄のおもしろいところはひっくり返しの仕立てができるはずのない4mmのタンニン鞣しをまったくエッヂをなくしこれでもかと膨らませて仕立てているところです。(普通は柔らかい革を裏返しの状態で縫って表に返します)
少しの工夫と手縫いのおかげで可能になりました。
重量はそれなりにありますが持ち手の作りを工夫しており重みは感じづらくしてあります。





 

2020年12月1日火曜日

30年ぶりの再会 2

 時々、なぜみんな効率ばかりに気を取られているんだろうと思うことがあります。
本当はかなり大勢の人はアナログの方がデジタルより好きなはずなのに。
非難されるかも知れませんがモーターで走る車よりピストンがガソリンの爆発によって上下して走る車の方が、コンピュウター制御のフルオートマチックより半クラッチで繋ぐ車の方が楽しいと思うんです。
リニアモーターより機関車の方が好きな人もたくさんいると思います。
鞄は昔も今も特にFugeeでは構造はもちろん作り方も楽しいアナログです。
三十数年前ご注文を受けて2つ作らせていただいたフライのロッドケースのもう一つの方です。
こちらは当時やっと手に入れたイタリアのバッファローで作りました。
金具は自作したスターリングシルバー製。
シンプルで綺麗で操作しやすく確実で革ならではの留め方を考えました。