2019年4月14日日曜日

BK41 ステッチの魅力

すこし前に納品させいただいた定番のBK41型。
分厚いブライドルレザーをそのままつかうザックリとした仕立てで、
男性的な迫力を感じさせる鞄です。
そして単純なつくりではありますが、ステッチが多いのもこの鞄の特徴です。
あえて太い糸で荒いピッチで縫い上げられた力強いステッチが列をなして並ぶ部分を見ると、毎回ああ綺麗だなと手前味噌ながら思ってしまいます。
深い焦げ茶色にベージュ色のステッチが効いています。





2019年4月3日水曜日

12年ぶりの再会

「パソコン、ファイル、書籍を入れてほとんど毎日使っています。」
とお客様がおっしゃる鞄は店の棚に展示してあった銀の錠前のKM39型、
黒のシュリンクカーフで、2007年にお買い上げくださったものです。
今回初めてメンテナンスをさせていただきました。
自分達のコバの磨き方、裏打ちの仕方、革の限界等、勉強になります。
大切にご使用いただいていることが大きな要因ですが、
常々「少々の重さには耐えるよう作ってあります。」とお客様に
申し上げている持ち手とその付け根部はほとんどヘタレがなく、
又、鞄全体のコバの艶にもやつれがなかったのは大きな自信になりました。




                                     

2019年3月24日日曜日

うわっ!

春たけなわと言いたいところですが、まだまだ寒い日が続いています。
鉢に入った球根と思わしき物が懐かしいお客様から届きました。
コップ一杯の水を与えると葉っぱと小さな突起が生え出して、、
次の水やりは二週間過ぎてから、、。
それが、あれよあれよと言う間に、、多分もうすぐ花が咲くのだと思われます。
こんなスピードで大きくなるなんて驚きです、まさに生き物。
どんな派手な花が咲くのか、ちょっと怖い。


2019年3月16日土曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 4

「金具を銀で」というお客様のご希望で錠前をFugeeオリジナルの
スターリングシルバー(925)丸錠前で、
ベルトの取り付け部は同じく925で自作した金具を使用ました。
鞄の強度を担保する全体の構造はもちろんですが、その他フラップ(ふた)の開け閉めに
ショルダーストラップが干渉しないバランスも工夫し取り入れてあります。
ステッチなどのディティールだけがやたら強調されるような事もなく、
全体の様子がとても美しい鞄になったと思っております。









2019年3月10日日曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 3

美しく、耐久性があり使い勝手が良い、そのほかお客様の要望によって柔らかさ
とか・・・
鞄づくりではたくさんのことを考えながら作り進めていきます。
そういうものを無理なく、自由な状況で形つくるには手縫いは最強です。
部品ができてだいぶ形になってきました。









2019年3月3日日曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 2

カットする時にはただ平面だった革のパーツも
こんなにもふくよかで柔らかな表情を見せてくれます。
テストの繰り返しの中から具体的なより良い作業方法をなんとか見つけ出します。
つくり手の意思が素材である革の方にうまく伝わって、革の方もそれに答えてくれたなと感じる幸せな瞬間があります。













2019年2月25日月曜日

コーナーパッチの肩掛け鞄 1

胴体の下の左右の角を三角に切り取り、
その三角の辺と辺をつなぎ合わせると出来る形状。
野球のボールの縫い合わせのような感じです。
切り取る三角の形状を工夫するといろんな立体の可能性が生まれます。
その方法を使ったフルオーダーのショルダーバッグの制作過程を数回に渡ってご覧いただこうと思っております。
上の写真は合わせ目が縫いあがり、コーナーパッチを当てる前の胴のです。
下はコーナーの形を決め型紙を作るための部分試作になります。