2018年9月22日土曜日

F様のトートバッグ 4

しっかりした形のトートバッグの上に取り付けるソフトな革の巾着は
単に丸い筒状に作って鞄の口元のだ円に添わせて取り付け上を絞れば、、
とはいきません。
開け閉めの容易さ、大きめのファイルの出し入れのしやすさ、
それとまとまりの美しさも必要です。
絞るひもは滑りが良く、開くときにスムーズで閉じるときスッと止まるように
素材、機構を考えひもを象、とめ具が黒檀になりました。









2018年9月15日土曜日

F様のトートバッグ 3

ハトメは削って研磨してやっと気に入ったスッキリした形状になりました。
鞄の上に着く巾着は中のものが見えないようにというのがメインの用途のもので
試作の結果、美しさと使い勝手を考え二分割にしました。
その他細かいディティールにもかなりこだわった作りで本当に少しずつですが
形になって行くのが楽しみな毎日の作業です。









2018年9月9日日曜日

F様のトートバッグ 2

鞄にはいくつかの大きめのファイルを入れることが多いとのことで
本体はしっかりと、しかし素材の質感を殺さないよう仕立てます。
持ち手を離した時に下にぶら下がらないように又、肩にも掛けられるように
とのたってのご希望でしたので、持ち手を取り付ける根もとはD管を介さず
直接縫いつけることにし、不便にならない範囲で最短の長さにさせていただきました。
これを解決するのは強度、耐久性の面から難問の一つでした。
そして鞄の口元につけるソフトな革を使った巾着の試作は
写真下のように本体との関連を保ちながらいっしょに進められます。






2018年9月2日日曜日

F様のトートバッグ

開口部を巾着のようにしぼれる大きなトートバッグのご注文です。
男性的な質感、安定感を出したものを作り上げます。
「和風にならないもの」というのもF様のご希望です。
難しいのは全体のバランス、巾着部の形状そして本体とどう繋いで行くか。
写真は何度目かの試作です。
ハトメも加工したものを使うことにしました。
どう出来て行くのかご覧ください。


2018年8月25日土曜日

G.K様のKM39型

スターリングシルバーの錠前を使ったG.K.様ご注文のKM39型ができました。
是非エイジングを楽しみながら長くご使用いただければと思っています。
私共がこだわるものに鞄の耐久性があります。
それを左右する大きな要因の一つはコバの堅牢さです。
革製品の場合難しいのは素材自体がしなやかで柔らかく、曲げたりすることができる
ところです。
コバをただカタマリのように固めれば大丈夫と言うものではなくある程度の柔軟性も
要求されます。
まだまだ難しいところの多いコバの磨きですが、時間をかけてしっかりみがく事で
シュリンクレザーのようなクロム鞣しのソフトな革も綺麗で堅牢なコバを作るよう心がけています。








2018年8月18日土曜日

もう夏の終わり?

暑い”と愚痴を言う元気も出ない暑さでしたね。
当アトリエでも夏風邪から長期微熱に悩まされた夏前半でした。
Fugeeでは只今小物を作っております。
空も高くなって日差しも秋の気配です。
さあもう少し頑張りましょうか。
残暑の出現を恐れながら作業する今日この頃です。




2018年8月11日土曜日

紺色のPM40

よくありそうな、どうという事のない鞄です。
もし実物をご覧いただいてなんだか膨らみが感じられる、いい質感を感じられる
と思って頂けたら嬉しいのですが。
私たちの鞄つくりにはなるべく偶然をなくそうとしています。
その為うしろでは色々な作業をしています。
革がどう動いてくれるか、どう力に対応してくれるかテストをします。
力が全くかからない部分の型くずれをどうふせぐか、も大事なことでした。
その他もろもろ、、。
でも最終的には、手を付けてファスナーを付けて革を縫ったらこうなるよね
というふうにつくります。
見た目は「普通だけどどこか違う鞄、、」中身は「全然普通じゃない鞄」、目指します。