2019年5月21日火曜日

ホームページをリニューアルいたしました。

ホームページをリニューアルいたしました。
私共をご理解いただく時の一番の入り口に当たるホームページを、
ご覧いただく写真の数を増やし、楽しんでいただけるように一新いたしました。
多くの方にご覧いただけましたら幸いでございます。




               


2019年5月19日日曜日

ブライドルレザーのコバ研き

簡単にできるコバ研きはなかなか無いのですが、タンニン鞣しの代表みたいなブライドルレザーもしっかり研こうとするとなかなか大変です。
出来上がったばかりの新品の状態で綺麗なコバが多いのはとても素敵です。
でもFugeeの関心事は年月が経ってどうなるかです。
だから必死になって美しくて耐久性のあるものを目指して研きます。
鞄等の革のむき出しになった切り口をダメージから守る大切なコバ研き。
鞄の耐久性、経年変化にも大いに関与する大切な作業です。
写真は研き終えたブライドルレザーと、磨かれる前のものです。






2019年5月11日土曜日

革の生命力2

革の美しさ、力強さ、あるいは繊細さはタンナー(鞣し屋さん)の力量、
美意識のなせる技で、その種類、方向性、微妙なニュアンスは
それこそ無限にあると言ってもいいと思います。
もちろんダメな革もあるのも確かです。
何かにとても向いているが他の何かには使えないというものもあります。
さらに言えば動物なので一枚一枚個体差があるのも当たり前です。
そういう素材を使うものづくりは毎回変化の連続で本当に良いものを作ろうと思ったら
決まり切った技術とかルーティーンでは太刀打ちできないものです。
アニリンカーフを使った小型のボストンバッグの完成図です。



2019年5月6日月曜日

革の生命力

最初ほとんどの革はその動物の体型が想像できる形で作り手の前に現れます。
しかし当然ですが生きていた時の躍動感はありません。
その代わりタンナー(鞣し屋さん)が吹き込んだ全く別の種類の美しい、
素材としての生命力を感じられるものとして私たちの目の前に広げられます。
面白いのはその革が作品(私共でしたら鞄ですが)に徐々に形作られていくに従って
生命力はさらにハッキリと、強い印象を持って現れてきます。
写真はそれらを感じて作り手の興奮と緊張が高まってくる、作業のなかほどです。