2016年11月6日日曜日

革の可能性

私達ができる事は、そしてやりたい事は、革という素材を使って
なんとかその革の意を汲もうとする事だとおもいます。
おおげさかも知れませんがその革の可能性に自分なりの
挑戦をしてみたいと思っています。
うまくいきそうな時とダメな時を繰り返します。
今回作らせて頂いたこの鞄も他の鞄と同じように反省も、いいなあ、
と思うところもたくさんある可愛いカバンです。
この鞄の重量についてのご指摘を受けました。
一言でお答えすると承知して作っております。
私達は微力ですし革も万能ではありません、それを承知したなかでなにができるか
を探ることが楽しい私たちの仕事です。
例えば、このカバンの持ち手はお持ちになった時なるべく違和感の無い、
できれば軽く感じられるものを目指して作っています。