2017年7月29日土曜日

山羊革のKM39型

前回のブログの「試作」を経てできた鞄です。定番のかたちではありますが、素材が変わるとまたぜんぜん違った雰囲気のものとなります。
山羊革はそう大きくないものが一般的なので、胴体からカブセまでぐるっと一枚のパーツで仕立てるこの鞄がとれるほどのサイズの、しかもシボの雰囲気もいい革にはなかなか出会えません。
青みがかった茶系の灰色のシボ革に、えんじ色のステッチがさりげなく映える、
重厚な面持ちの鞄となりました。