2020年12月1日火曜日

30年ぶりの再会 2

 時々、なぜみんな効率ばかりに気を取られているんだろうと思うことがあります。
本当はかなり大勢の人はアナログの方がデジタルより好きなはずなのに。
非難されるかも知れませんがモーターで走る車よりピストンがガソリンの爆発によって上下して走る車の方が、コンピュウター制御のフルオートマチックより半クラッチで繋ぐ車の方が楽しいと思うんです。
リニアモーターより機関車の方が好きな人もたくさんいると思います。
鞄は昔も今も特にFugeeでは構造はもちろん作り方も楽しいアナログです。
三十数年前ご注文を受けて2つ作らせていただいたフライのロッドケースのもう一つの方です。
こちらは当時やっと手に入れたイタリアのバッファローで作りました。
金具は自作したスターリングシルバー製。
シンプルで綺麗で操作しやすく確実で革ならではの留め方を考えました。