2021年2月23日火曜日

ボックスカーフの抱え鞄

 ボックスカーフのブリーフケースを作らせていただきました。
ご希望で古いデッドストックの小ぶりの真鍮錠前を取り付けました。
研磨して、メンテナンスしなおして使用しております。
底丸の定番(KM39)ブリーフケースをボックスカーフでお作りするのは時々あるのですが
三方コバ仕上げのブリーフケースをボックスカーフで製作というのは要注意ポイントが随分変わります。
ブライドルとはまた異質のしなやかで厚みを感じる質感を楽しませていただきました。
しっかりハードなブリーフケースですが作る方法によっって柔らかみを感じる仕立てができる革です。
フラップの裏に紺のたまたま少量残っていたフロイデンベルグのボックスカーフを当て、
個性的な鞄になりました。