楽しいが苦しい、苦しいが楽しい。
物を作ることを毎日していると時に、強烈にそして深くそういう思いに引っ張り込まれる仕事に巡り合うことがあります。
今回はその中でも出来上がりまでの時間が長かったせいか特別感がありました。
決まったやり方ができない状況で少しずつ前進したり戻ったりしながら、経験やアイデアや想いや自分の美意識等をフル動員してテスト、そして制作方法を作り出していく。
多分どなたもやっていない方法にその度たどり着く。それを何度も繰り返してジワジワと進めます。
不安と興味津々の面白さ、、。
でも次にまた似たような仕事が出てきたらこのやり方、制作方法は多分しません。
又その時点でのもっと良い方法をゼロから探るところから始めます。
だから面白いんです。
写真はそんな長い仕事が終わった後のテストピースやら図やら型紙やらの残骸というか祭りの後の一部です。