2025年8月30日土曜日

8月のおわり

気づけば8月もあと1日を残すばかり。
今年は早めに仕込みをはじめたこともあり、いつもは9月にずれ込むことの多い小物づくりがほぼ完成しほっとしているFugeeです。
でも作業に邁進しすぎたため(?)か、梅の土用干しのタイミングを逃してしまったのが心残り。昨日も今日も暑いので、干してもいいような気がしますが、気持ちはすっかり秋なので梅しごとのテンションではありません。来年干そうと心に誓っているところです。
暑くてもわっさわっさ元気に咲く庭の百日紅
部屋に入れるとあまり綺麗に見えないけれどエネルギーをもらえます。



2025年8月23日土曜日

にび色のダレスバッグ

 単純に「グレー」や「灰色」と言ってしまいたくないような、なんとも言えない色と質感のこの革はボックスカーフで、去年フランスで買いつけてきた中のお気に入りの一枚でした。出会った時から、ああダレスになった姿を見てみたいなと思っていました。

いち動物としての個体と鞣しや染色の塩梅など、いろんな条件が複雑に絡みあうため、革というものは本当に一期一会の素材だと切実に感じます。

ショウルームの新しい展示用としてつくっている途中に、あるお客様に見染められてありがたい事に早々と嫁ぎ先が決まってしまいました。展示用サンプルとしての役目が終わるまでの数年間はFugeeにございますので、興味のある方はどうぞお気軽に見においで下さい。








2025年8月12日火曜日

夏のしごと

チラッと写真を見ると雑然とカットされた革の部品が少し形になりかかったものになっていく様子がお分かりいただけると思います。
8月、9月は小物作りの時期にしております。
これからいよいよ組み立て、ステッチ、仕上げの工程をへて完成に向かうところです。
小物が全て完成した時には全員集合の写真を撮ろうと思います。