2025年8月23日土曜日

にび色のダレスバッグ

 単純に「グレー」や「灰色」と言ってしまいたくないような、なんとも言えない色と質感のこの革はボックスカーフで、去年フランスで買いつけてきた中のお気に入りの一枚でした。出会った時から、ああダレスになった姿を見てみたいなと思っていました。

いち動物としての個体と鞣しや染色の塩梅など、いろんな条件が複雑に絡みあうため、革というものは本当に一期一会の素材だと切実に感じます。

ショウルームの新しい展示用としてつくっている途中に、あるお客様に見染められてありがたい事に早々と嫁ぎ先が決まってしまいました。展示用サンプルとしての役目が終わるまでの数年間はFugeeにございますので、興味のある方はどうぞお気軽に見においで下さい。