2018年10月25日木曜日

鞄教室生徒さんの習作

最終的には思ったものをクオリティーも含めて
自由に作れるようになっていただくための布石として、
教室では基本的に同じものを同じ時間に作業してもらいます。
写真は大中小の小型の物入れを入れ駒という手縫独特のステッチで作り上げる
訓練で、早めにできた生徒さんの作品です。
作業の資料は見本も含めて教える私どもが作るのですが、一番大切なことは
教える内容に疑問を感じることもそうですが、何故そうなのか、自分はこう思う、
こうしたい、こうあるべきだ、という、
それぞれの作業について常に考えることにあります。
作業に正解はありません、ですからメソッドもありません。
全ての作業は、今の自分ならこう作るのがベストだ、の連続なのです。
これはそのままFugeeの鞄の作り方です。
それにしてもみんな上手です。