こういう偶然もあるんですね。
数日の差で黒のダレスが二つ里帰りです。
先に帰って来たのはブライドルレザーでお作りした2010年作成のもの。
そして数日後に2000年に作らせていただいたボックスカーフのダレスがメンテナンスで戻って来ました。
さっそく全体から細部まで、特に知りたい所は色々考えながらしばらく入念に見せていただきます。
この革にこの仕立てはあっているのか、耐久性、経年変化、この革の良さを損なわないよう仕立てることはできたか、等々。
当時の自分達の考え方を改めて突きつけられます。
大きな流れは変わってはいないので外見に今のものと大きな違いはありませんが
愕然としたり、ほっとしたり、たまにはニヤッとしたり。
メンテナンス前の少しやれた個所を写真に撮りました。
次回はメンテナンス後のダレスの様子を載せようと思っております。
でも「よく帰って来たね、よしよし。」