アナログな製作現場からのひとこま
隠れた定番のひとつ、Fugeeスタイルのカートリッジバッグを本来なら冠(かぶせ)に付いたベロと美錠(バックル)で開閉するのがオーソドックスなスタイルですが、美錠ではなく錠前でというリクエストでお作りしました。錠前が付くとエレガントな雰囲気になります。お選びいただきました革もブライドルレザーよりも繊細な表情をもつ、デッドストックのベルギーのタンナーの厚手のタンニン鞣し。前回の投稿のショルダーベルトの根本部分もこの鞄の雰囲気にぴったりはまったと思っています。