あけましておめでとうございます。
18年過ごした渋谷からここ要町に移ってあっという間に12年に、、。
お正月のお気に入りのお飾りを玄関のミシンの上に今年も飾りました。
ずうっと同じものでは、、と思い暮れに新たなものを求めて駒場東大前まで行ったのですが
やはりこれが一番素敵と感じ今年もこれです。
お飾りをそんなふうに選ぶなんてと叱られそうですが空を飛んでいるUFOのような
ゆるさがFugeeにはピッタリの気がします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
アナログな製作現場からのひとこま
牛と比べるととても小さい山羊革ですが、個体によってはその小さな革の中にいろんな表情を見せてくれるものがあります。背中心に沿ったゴツゴツとしたなんとも言えないテクスチャーは鞄の顔として一役買ってくれます。革自体の厚みも真ん中と端ではかなりの差があり、扱いも難しいのですが、全体をあえて同じ厚みに統一したりはせずに起伏のある表情が感じられるような出来上がりを目指します。その革を初めて広げた時に感じた作り手のときめきが、鞄が仕上がった時も残っていればいいなと思います。