2012年11月29日木曜日

チャリ革のボストンバッグの製作行程

毎度なかなか毎月にならない、HPのマンスリーワークショップを更新いたしました。
6月のブログでご紹介させていただいた、チャリ革のファスナーボストンが出来るまで
の一部です。
チャリ革とボックスカーフという個性の強い革どうしが、うまくお互いを引き立てあって
迫力ある仕上がりになったと思っております。

2012年11月28日水曜日

こころ躍る時間

     フルオーダーいただいたカジュアルな雰囲気の鞄をつくるところ。
     足したり引いたり、どんな味付けをするかを思案し、
     テストをしている時はこころ踊る。




     カバの革は絵画のよう。
     深く刻まれたシワや、傷がなんともいえない深い味わい。







2012年11月23日金曜日

FL46型

     タンニン鞣しの厚い革ならではの質感と緊張感がこの鞄の醍醐味。
     写真では伝えきれないかもしれませんが。
     出来上がった時は跳ね返りがあまりにも強く、錠前を外したとたん、
     バネのように「バン」と口を開けてしまう。
     出来上がってから一週間ほど枠を閉じたまま寝かせ、
     馴染ませてからお客様にお渡しします。





2012年11月19日月曜日

かたちが現れる瞬間

      口枠鞄FL46型の出来上がりの瞬間はかなりドラマチック。
      ただの筒状の革が枠を取り付け折り曲げた瞬間に、、
      美しく張りのある、緊張感たっぷりの顔が現れる。
      二人掛かりで鞄に乗るように押さえ込んで、
      強烈な跳ね返りの堅く厚い革をやっとの事で折りたたみ、形を出す。






2012年11月15日木曜日

持ち手が付きました

      持ち手は時として鞄の顔。
      鞄の大きさ質感に会わせて、又持つ方の手の大きさに合わせて
      太さ形を決めていきます。





2012年11月13日火曜日

お知らせ

本日11月13日(火)は都合によりお休み致します。
明日よりのお出でお待ち致しております。
Fugee

2012年11月12日月曜日

舞台裏は力技

     このタイプの持ち手のステッチは長めの菱ぎりを良く研いで
     2cm以上の厚みを力の限りに縫い進む。
     その前の、かんなを使って持ち手の芯に繊細なカーブを付けていくのとは
     全く対極的な作業である。







2012年11月9日金曜日

小物のエイジング3

F様のクロコの小物
Fugee定番の札入れと小銭入れをペアでお使い頂いております。
2年間毎日ご使用になって初めてメンテナンスをさせて頂きました。
常に鞄の中に入れて丁寧に扱って頂いていたようで、非常に美しい状態を
保っていました。


2012年11月6日火曜日

寒くなると思い出す

渋谷にお店があった時代に、毎日のように通ってくれていたこの猫。
寒くなると、膝の上に乗りたがり、さらに肩にまで登って来て寝るという技を
持っていました。12年程の間、空気のような存在でしたが、2009年の4月に
姿を消しました。 人間もゲンキンなもので、寒くなってくると、あの温もりが
恋しくなるのです。店に来る人にいつの間にか「社長」と呼ばれていたこの猫に
ずいぶん癒されたものです。

鞄の話ではなく失礼いたしました。