はやいもので、今日はもうクリスマス。
今年も本当に皆様にお世話になり、ごひいきにして頂きましてありがとうございます。
季節感もないほどにただバタバタとしていてもうこんな時期になりました。
年末は28日(月)まで営業いたしております。
アトリエを空けることもございますので、お出での際は
ご一報よろしくお願いいたします。
2015年12月20日日曜日
革と糸でこうも違う顔
ショウルームの展示用のFugee standard lineのサンプルとしてしばらくの間、目をたのしませてくれた深いグリーンの山羊革のPM40型の鞄(写真下)。ゴツゴツした立体感のあるシボが陰影を生み、独特な存在感を放ち人気を博しておりましたが、見そめてお買い上げくださった方のもとに先日旅立っていきました。
そして気分は新たに、茶色いスウェードとブライドルレザーのコンビネーションで展示用サンプルを制作しました(写真上)。ベージュ色の糸が映える、明るく爽やかな印象の鞄になりました。同じ型紙の鞄でも、こうも変わるのかとたのしみながら毎回つくる、ショウルームに置く鞄です。
そして気分は新たに、茶色いスウェードとブライドルレザーのコンビネーションで展示用サンプルを制作しました(写真上)。ベージュ色の糸が映える、明るく爽やかな印象の鞄になりました。同じ型紙の鞄でも、こうも変わるのかとたのしみながら毎回つくる、ショウルームに置く鞄です。
2015年12月15日火曜日
ふるーい、フランスの鞄
仕入れを兼ねたフランス旅行の時、見せて頂いた軍隊のショルダーバッグです。
友人のひいおじいさんの物で第一次世界大戦に参加した経験のある鞄のようです。
地図を入れて運ぶものだったというお話です。
かなり細かいピッチで手縫いで作られていました。
特別な補強なぞ全くないシンプルな作りで、酷使されたであろうに
壊れているところはありませんでした。
革はまだまだ十分使用に耐えます。
糸は、劣化は感じますが切れている部分はありませんでした。
こういうものを見てしまうと、革とはなにか、糸とは、鞄とは、
つくづく考えさせられてしまいます。
友人のひいおじいさんの物で第一次世界大戦に参加した経験のある鞄のようです。
地図を入れて運ぶものだったというお話です。
かなり細かいピッチで手縫いで作られていました。
特別な補強なぞ全くないシンプルな作りで、酷使されたであろうに
壊れているところはありませんでした。
革はまだまだ十分使用に耐えます。
糸は、劣化は感じますが切れている部分はありませんでした。
こういうものを見てしまうと、革とはなにか、糸とは、鞄とは、
つくづく考えさせられてしまいます。
2015年12月8日火曜日
ダークな赤いステッチ
こちらもセミオーダーいただいた長財布と小銭入れ。
革は焦茶色のボックスカーフです。
オーソドックスな組み合わせですがステッチの色が少しダークな赤です。
丁寧なステッチがキリッとした表情の革にはえます。
そして、ヤナギ腰なのようなヤレ方をしていくこの革の経年変化も魅力の一つです。
革は焦茶色のボックスカーフです。
オーソドックスな組み合わせですがステッチの色が少しダークな赤です。
丁寧なステッチがキリッとした表情の革にはえます。
そして、ヤナギ腰なのようなヤレ方をしていくこの革の経年変化も魅力の一つです。
2015年12月5日土曜日
印象的な組みあわせ
セミオーダーいただいた印象的なコンビネーションの長財布と小銭入れのセット。
深いブルーのシュリンクカーフに飴色のブライドルレザーという
異素材で反対色の組みあわせのご注文です。
長財布を開いた時と、小銭入れを開いた時に、それぞれ逆の色と素材が現れます。
色はともかく、鞣しのまったく違うものどうしの組みあわせは
つくり手側の我々の発想の及ばないところです。
コバのみがき方や品物にマッチした張りや質感にもっていくために気をつかいました。
はっと目を引くペア小物、お洒落な若い男性からのご注文でした。
深いブルーのシュリンクカーフに飴色のブライドルレザーという
異素材で反対色の組みあわせのご注文です。
長財布を開いた時と、小銭入れを開いた時に、それぞれ逆の色と素材が現れます。
色はともかく、鞣しのまったく違うものどうしの組みあわせは
つくり手側の我々の発想の及ばないところです。
コバのみがき方や品物にマッチした張りや質感にもっていくために気をつかいました。
はっと目を引くペア小物、お洒落な若い男性からのご注文でした。
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