2024年4月11日木曜日

4年半ぶりの息抜き半分の旅

 3月後半から先週にかけて、4年半ぶりにフランスに行ってきました。以前は毎年恒例のようになっていた仕入れを兼ねた息抜きの旅。コロナや戦争や円安などあり、なんとなく尻込みしていましたが重い腰がやっと上がりました。
いつもはたいていゆっくり滞在することが多いパリですが、あまりのホテル代高騰のため2泊のみにし、以前から行ってみたかったフランス中南部の鞣し屋さんのある田舎町へ電車で向かいました。鞣し屋さんとの約束の日の朝、宿のカーテンを開けるとなんと雪が積もっていました。バスで向かいましたが、何故か途中でUターン(!?)慌てて降りてまだ雪の溶けてない歩道を2キロ以上歩いてやっと到着しました。
2枚目の写真は同じ日の午後。春の天気は目まぐるしく、キリッとした気持ちの良い1日でした。
旅のおたのしみであるごはん。地元のお肉屋さん、地元の酒屋でその地方のワインをえらび、スーパーの地元コーナーでチーズや野菜を買って簡単調理で幸せな夕食。 世界はどこでも都会を離れるとみんな驚くほど親切でやさしい。その余裕はゆったりした生活があるからなのだろうか。。。
ハードスケジュールな割には帰国後、時差ボケもほとんど感じず、満たされた気もちで仕事に復帰できました。
やっぱり息抜きは大事!!









2024年4月7日日曜日

真っ赤なアタッシェケース 4

ショッキングな赤いアタッシェケース。
そして同じくらいショックな蓋を開けた時の黒と赤のコントラスト。
この鞄の場合の私たちのこだわりはとにかく仕立てをキリッと。
ドロッとしたところ締まりの無いところを絶対に作らないという事です。
ポケットの物を押さえる為、上からホックのベルトはどうだろうと相談されましたが、
よくないと力説。
入れるものが決まっていれば飛び出さないくらいのゆったりした締まりでポケットを作るからと説明し、使っていない時のブラブラの美しく無い状況をご説明させていただいた。
納品前の状態でご来店いただけるというのでお待ちしているとなんとシャンパンを
片手にお出でになりました。
初めての嬉しい経験でしたが鞄の展示室からあわてて隣の作業室に移動。
美味しい乾杯をさせて頂きました。