Fugee 鞄話色々
アナログな製作現場からのひとこま
2018年6月27日水曜日
Fugeeの柔らかモノ
定番のボストンバッグMK44型とMK42型の製作です。
この鞄は裏返しで縫ってからそっくりひっくり返すので
縫い目が
表には見えない仕立てです。
柔らかい革を使うと仕立て自体はそれほど難しいものではありません。
でも、重いものをたくさん入れて長い期間型崩れを少なくするということを
考えると
とても難しい鞄です。
サイズと形状、革の強さ、張り、そして力の伝わり方をしっかり考えないと締まりのない鞄になってしまします。
2018年6月15日金曜日
新作の定番を開発中
ただ今、口枠カバンの
折り込み部を削っています。
より良い質感をさぐって削るパターンと方法を変えてみました。
彫刻刀、カンナ、革包丁、色々使います。
このタイプの鞄は平らな革を寸法的には矛盾を含んだ立体に折り曲げて作ります。
そこが面白いところで全く伸び縮みをしない紙のような素材で作ると
折り曲げの力に耐えられず、切れるか裂けるか変なところが折れるかします。
でも革のようなしなやかさのあるものではキレイに湾曲します。
特に厚みのある硬い革で作った時は各部分の緊張感はかなりのものです。
何と言っても図形的には矛盾しているのですから。
そしてその緊張感自体が美しいのです。
これは革が持っている色々な美しさの中の一つの大きな要素でしょう。
今回は全体の寸法以外でも使い勝手がいいかもしれない変化形を考えていて
楽しいトライを
させていただいております。
2018年6月6日水曜日
チャリ革のダレスバッグ
チャリ革、スターリングシルバーの金具、磨き仕上げの持ち手の
ダレスバッグのできあがりです。
ショウルームに展示してあったベージュのピッグスキンのダレスバッグがお嫁に行ったので、それに負けないダレスを、ということでつくりました。
制作中は、凄みのある革が生きる緻密な仕立てをせねばと肩に力が入りますが、
できあがってみると、革の持つパワーに助けられてることを実感します。
というわけで定番ダレスDA43型のショウルーム展示は現在この鞄となっております。
興味をお持ちいただけましたらどうぞお気軽に見にいらして下さい。
2018年6月2日土曜日
お休みのお知らせ
都合により6月2日(土)、 3日(日)はお休みさせて頂きます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。
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