2022年11月28日月曜日

それぞれのショルダーバッグ

教室の風景です。
皆さんそれぞれの口枠ショルダーバッグの完成です。
鞄を並べて反省会をしました。
とても沢山の工程をコロナ禍で長い休みも続いた中でよく頑張りました。
それぞれの人がそのひとなりに制作過程に出てくる問題、疑問に向かい合って考え進んで
出来上がったものです。



2022年11月15日火曜日

苦しくて楽しい

楽しいが苦しい、苦しいが楽しい。
物を作ることを毎日していると時に、強烈にそして深くそういう思いに引っ張り込まれる仕事に巡り合うことがあります。
今回はその中でも出来上がりまでの時間が長かったせいか特別感がありました。
決まったやり方ができない状況で少しずつ前進したり戻ったりしながら、経験やアイデアや想いや自分の美意識等をフル動員してテスト、そして制作方法を作り出していく。
多分どなたもやっていない方法にその度たどり着く。それを何度も繰り返してジワジワと進めます。
不安と興味津々の面白さ、、。
でも次にまた似たような仕事が出てきたらこのやり方、制作方法は多分しません。
又その時点でのもっと良い方法をゼロから探るところから始めます。
だから面白いんです。
写真はそんな長い仕事が終わった後のテストピースやら図やら型紙やらの残骸というか祭りの後の一部です。



2022年11月8日火曜日

コロニアルなMK44

 定番のファスナーボストンバッグの大です。
ヌメの像革とベージュ色のカーフの組み合わせに白い麻糸が清々しい印象です。
もともと小旅行をイメージして出来たかたちですが、この鞄をお買い上げ下さったお客さまはお仕事にも使用されているそうです。日に焼けたり、黒ずんだりするのはもちろんのこと、どんなふうにお客様の色に染まっていくかたのしみです。