2022年7月31日日曜日

山羊革の真鍮口枠鞄(1)

私は口枠鞄(フレームで開閉する鞄)が大好きで40年以上魅了されております。
昔ファスナーがまだ無い時代に鞄の開閉を正確に、壊れづらく、美しく(これは私の主観)行う為の一つの方法として色々な口枠が作られました。
その中でも今回は自分で図面を描いて発注したフレームに自作の錠前等を取り付ける大好きな鞄の作成です。
仕様はビジネスユース、革はフランスの厚手の山羊革で色は複雑な色調の濃いグリーンをお選び頂きました。
数回に渡って制作過程をご紹介させていただきます。


 

2022年7月24日日曜日

あつーい夏

蝉が鳴いています。
夏本番となってまいりました。
夏恒例の小物づくり、今年はドル入れの制作も何年かぶりにやっております。



2022年7月17日日曜日

N様のボストンバッグ

ブルーと焦げ茶のコントラストが美しい定番ボストンバッグMK42型です。
シュリンクレザーの持つ質感を生かし、耐久性を担保する。
やりすぎないよう革の美しさを出そうとするのは難しいことです。
奥様と共用できるようこのサイズになりました。
注文いただいたN様ご夫妻と先日お会いする機会があり、
ゴルフのお出かけにご使用されているとお伺いいたしました。








 

2022年7月9日土曜日

必然性のあるアイデア、仕立て

先日は常連のお客様M様がメンテナンスの鞄をお持ちになりました。
定番のFM42とフルオーダーで作らせて頂いたショルダーバッグです。
このショルダーバッグのような柔らかい革で鞄を作る場合、その張りや引っ張り強さをどう担保するかは常に悩む所です。
そんな悩みや考えから色々なアイデアが出てきます。
それらを生かしたFugeeらしい仕立ての鞄だと思っております。