都合により10月22日(木)より11月4日(水)までお休みを致します。
お客さまにはご迷惑をお掛け致しますがよろしくお願い申し上げます。
2015年10月21日水曜日
オートバイのための鞄 (5)
今までお作りした事のある箱物はなるべく軽量化をというのが一つの命題であることが多く、今回のように振動を含んだ強度が大切とされる箱物は初めてでした。
先日お客さまからお電話をいただきとても良い状態で使えていますとのお話、
ほっとすると同時に、日常使いではないとは言え経年変化がとても気になる所です。
数年に一度は送って頂いてメンテナンスをしながらずっと見守っていきたい鞄です。
先日お客さまからお電話をいただきとても良い状態で使えていますとのお話、
ほっとすると同時に、日常使いではないとは言え経年変化がとても気になる所です。
数年に一度は送って頂いてメンテナンスをしながらずっと見守っていきたい鞄です。
2015年10月20日火曜日
オートバイのための鞄 (4)
振動を考慮に入れた箱の仕立て、ワンタッチ脱着の機構等。
寸法もそうですが鞄の絶対的な規制は表現の可能性を狭めることにもなります。
でもその可能性をを少しでも大きくする、あわよくばその規制の中に新しい鞄の表現の入り口が見つけられれば、、。写真はその四苦八苦の一部です。
鞄作りの面白さはけっこうこういう所にもひそんでいます。
2015年10月17日土曜日
オートバイのための鞄 (3)
真鍮板とフレームを固定する部品の作製です。
と言ってもノコギリ、ボール盤とヤスリが道具です。
図面を描いて寸法を出し、真鍮ブロックにその寸法の図を描き移して作業が始まります。
溶接されたパイプが相手のため四つのブロックとも微妙に寸法が異なります。
三枚目の写真でダルマの穴が空いているのが4mm厚の真鍮の板です。
このダルマ穴を使って真鍮板の上に箱型鞄が固定されます。
と言ってもノコギリ、ボール盤とヤスリが道具です。
図面を描いて寸法を出し、真鍮ブロックにその寸法の図を描き移して作業が始まります。
溶接されたパイプが相手のため四つのブロックとも微妙に寸法が異なります。
三枚目の写真でダルマの穴が空いているのが4mm厚の真鍮の板です。
このダルマ穴を使って真鍮板の上に箱型鞄が固定されます。
2015年10月11日日曜日
オートバイのための鞄 (2)
オートバイの荷台に、確実にワンタッチで載せられる箱。
お客さまからはベルトでフレームに止めるように、という御依頼でしたが。
革へのダメージ、見た目の美しさから方法を変えました。
真鍮板を荷台のパイプフレームにしっかり取り付け、箱の底鋲を真鍮板にはめ込む、と言う方法にしました。
これだと見えるのは箱だけになります。
一番困ったのはかなり遠方の為オートバイを直接見られないことです。
溶接で組み上げてあるパイプフレームはあまり精度がよくありません。
何度か速達で図面のやり取りをして真鍮板の取り付け穴位置が決まりました。
お客さまからはベルトでフレームに止めるように、という御依頼でしたが。
革へのダメージ、見た目の美しさから方法を変えました。
真鍮板を荷台のパイプフレームにしっかり取り付け、箱の底鋲を真鍮板にはめ込む、と言う方法にしました。
これだと見えるのは箱だけになります。
一番困ったのはかなり遠方の為オートバイを直接見られないことです。
溶接で組み上げてあるパイプフレームはあまり精度がよくありません。
何度か速達で図面のやり取りをして真鍮板の取り付け穴位置が決まりました。
2015年10月7日水曜日
2015年10月2日金曜日
オートバイのための鞄 (1)
面白いものを作らせて頂きました。
雨、ホコリ、日差し、もちろん転倒も、色々なリスクをご了解の上での制作でした。
オートバイのパイプフレームの荷台にのせるボックスのご注文です。
箱形のケース、ワンタッチで外せてショルダーあるいは持ち手で運べる仕様です。
一般に箱の作り方は、木ですっかり枠を作りそのうえに革を着せる方法と
厚手の革を折り曲げ縫い合わせ、要所に金属フレームをはめ込む方法とがあります。
激しく細かい振動を考え今回は後者の方法で制作しました。
オートバイに取り付けた状態を確認するため、先日瀬戸内海沿いの町に行って来ました。
雨、ホコリ、日差し、もちろん転倒も、色々なリスクをご了解の上での制作でした。
オートバイのパイプフレームの荷台にのせるボックスのご注文です。
箱形のケース、ワンタッチで外せてショルダーあるいは持ち手で運べる仕様です。
一般に箱の作り方は、木ですっかり枠を作りそのうえに革を着せる方法と
厚手の革を折り曲げ縫い合わせ、要所に金属フレームをはめ込む方法とがあります。
激しく細かい振動を考え今回は後者の方法で制作しました。
オートバイに取り付けた状態を確認するため、先日瀬戸内海沿いの町に行って来ました。
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