2015年4月29日水曜日

ゴールデンウィーク突入

この時期のお天気の日は力が抜けますね。
空は青いし、空気はカラッと。
青空の下、昼寝でもしたらさぞかし気持ちがいいでしょうね。
ゴールデンウィーク中もFugeeはゆるりと仕事をしております。
どうぞお出で下さいませ。
(ふらっと近所に出かけることもあります。ご一報お願い致します。)



2015年4月24日金曜日

ガラスペン

いつのころからだったか、使い込んだ鞄のキズを修正するのに使ってみたらとても勝手がよく愛用するようになったガラスペン。
鞄をつくるときにコバに使うのは染料ですが、メンテナンスには少し顔料が入っていると思われる万年筆用のインクがいいみたい。ガラスペンとの相性も当然ながらバッチリで、深い傷にピンポイントで色を入れられ、革への定着もいいようです。
でもなにより、名実ともにローテクで素朴すぎる風情のガラスペンを自分なりに必然性をもった?使い方をしていることに対して、密かに満足感にひたっていたりするのです。



2015年4月20日月曜日

お休みのお知らせ

都合により、4月21日(火曜日)22日(水曜日)はお休みいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。



2015年4月17日金曜日

お休みのお知らせ

4月17日(金曜日)は都合によりお休みいたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願いいたします。



2015年4月16日木曜日

やっぱりアナログ

何十年も前、鞄屋になる前は毎日図面に向かう仕事でした。
鞄屋になっても作るときは必ず図面から始まります。
普段の鞄の図は、革のドレープをフリーハンドの線で表すことがほとんどなので
テーブルに大きな紙を置いて縦、横の基準線だけを描いてから始めます。
今回は革のハードケース、直線的な形状なので久しぶりに簡易図面代を使っています。
何処まで行っても平行、直角が出ています。
いやー、使いやすい。
今こういうもの使う人はいないのかな、やっぱりキャドなんですかね。
でも私にとって大事な事は、だんだん黒ずんでくる紙の上で線を消しながら
迷いを再確認し、線を引きながらアイデアが入っているか自問自答する事。
Fugeeの鞄づくりはアナログが基準です。





2015年4月11日土曜日

日本のしごと

黒光りした真鍮の口枠と、渦巻き式の止め金具。
煙草入れの名残りを感じさせる革部分の仕立て。
骨董屋で見つけて、釘付けになってしまったこの小さな鞄。
あまりにドキドキが止まらなかったので、連れて帰ってきました。
西洋から入ってきた「鞄」の文化を、日本の作り手たちがどのように受け入れて、
こなしていったのか。いつも気になっているそのあたりの時代のこと。その断片が
とても生々しく迫ってきます。
精緻なつくりの口枠は、拝み合わせ(大抵のこういうタイプの口枠は入れ子になっています)で、装飾的なかたちも実は本体の革部分の不利な点をカバーするラインになっています。(彫金の専門家にお見せしたところ、へら絞りの技術でつくられているのではないかということでした。)そして、鞄屋にとっていちばん興味深いのが革の扱い。内縫いのように見えて、外縫い?の仕立て。
江戸末期から明治中期くらいまでにつくられた素晴らしい煙草入れは、コーディネーターである袋物商と様々な分野の職人による総合芸術です。彫金や牙彫、蒔絵、刺繍など装飾的部分に焦点があたるのは当然で、それらに比べると地味ではありますが、革や布で袋物をつくる「仕立て屋」の仕事のなかには、現代の鞄屋からしてみるとびっくりするつくりの美しいものがあり、美術館の展示や本で見ることがあります。
まだ西洋文明にどっぷり浸かりきる前の、日本人ならではの発想からなる革のこなし。
そのほんの一部かもしれないけれど、すこしだけ前より身近になる気配。
蛇足ですが、つくりてからみると、持ち手とその根本の丸かんが、凄みのある本体に付けられるものとしては妙に間が抜けているように感じます。オリジナルは、もうちょっと気合いの入った素敵な持ち手がついていたのではないかなあなどと思いをめぐらしてたのしんでいます。
それにしても、写真やガラス越しでなく、自由に触るのはもちろんのこと、ちょっと削ったり、糸をほどいたりしても怒られないってほんとうに嬉しいことです。






2015年4月7日火曜日

真鍮のアングル

真鍮のアングルを買いました。鞄の金具を作ります。
アトリエからあまり遠くない非鉄金属屋さんをあちこち探して電話したのですが、
思った寸法のものがみつかりません。
結局インターネットで見つけ、「購入」をクリックすると一日置いて届きました。
便利と言えば便利です。
定尺、3m 、サイズ違いを2種類各一本づつ買いました。
今回使ったのは大きい方を6cm程だけ、で又大量の在庫ができました。
在庫はあまりいい事ではないでしょうが、素材の種類がたくさんあるのは
作るものの可能性が広がったようでうれしくて安心なんです。
でも一生分ありそうです、こういうのを貧乏性というのでしょうか。



2015年4月2日木曜日

お休みのお知らせ

都合により、4月2日(木曜日)はお休みいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。