Fugee 鞄話色々
アナログな製作現場からのひとこま
2013年3月26日火曜日
グリーンのBK41
厚手のタンニン鞣しでこの鞄にいいと思えるのは
今ではブライドルレザーくらいだろうか。
この革は以前に手に入れてあったタンニン鞣しのダブルバット。
グリーン好きのお客様のご注文でお作りした。
粘りのある素晴らしい革で、この革独特のなめらかな質感が出来上がった鞄に
上品な繊細さを与えている。
2013年3月25日月曜日
お知らせ
大変ご迷惑をお掛け致しますが
研修の為3月26日(火)から4月5日(金)までお休みさせて頂きます。
4月6日よりのお出でお待ち致しております。
2013年3月24日日曜日
エイジングKM39
京都からY様がお出でくださいました。
さりげなく持たれたKM39がお似合いでした。
この定番の鞄はソフトな革での可能性を求めて開発した
意欲作です。
革にどこまで頼れるか、どこから頼れないか。
この鞄、たぶん見た目よりはるかに丈夫な仕立てにしてあります。
Y様の又のお出での時にどういう経年変化をしているか、
楽しみです。
2013年3月21日木曜日
フルオーダーのショルダーバッグ
頼まれたお客様が鞄を肩になさったとき、うまくいったと感じました。
本来アウトドアな雰囲気の形のショルダーバッグですが、素材感と
細かいディテールでかなりシックなものになりました。
そして、軽量化にも成功。
しかし、仕立てる方法としてはあらゆる部分が限界ギリギリをねらった、
むつかしい鞄でもありました。
U様、いつも私どもを信頼し、まかせて頂きありがとうございます。
お客様の笑顔は職人にとってなににもかえがたいご褒美で、
エネルギーの
源です。
2013年3月17日日曜日
鞄の顔をきめる
「ギボシ」(フラップの止め金具)をどの形のベロで止めるか。
安心感があって美しいもはどんなものか。
大きさ。厚み。取り付けのバランス。
鞄の顔をきめる大切な選択。
そういうことにもじっくり時間を掛けるのが私たちのやり方。
2013年3月12日火曜日
Fugeeのしごと
動物の革は裁断されてパーツになった状態の時が、いちばん平面的な味気なさを感じる。
その状態からいかにして息を吹き込み、生き生きとした立体をつくりあげるか。
いちばん大切にしているスピリットです。
2013年3月8日金曜日
最初のジャッジ
革を断つ、中心から二つに。
慎重に型紙を載せて、何度も外し可能性を探る。
なんとかベストな革取りをしたいと思う。
革としての方向性、部位による強さ、弱さ。
鞄になった時の部品にどのくらいの力が想定されるのか。
その大きさ方向、必要な張りの強さは。
注文が決まり、お客様の名前を付けられてしばらく革棚に
有ったこの子牛の革は今部品となり、鞄としてまた日の目を見る。
これが鞄を作り上げる時の最初のジャッジ。出来上がるまで
苦しく、せつなく、楽しいジャッジは続きます。
2013年3月6日水曜日
手入れ上手
お使いの鞄を時々お持ち頂いてメンテナンスをさせていただいており
ますが、
中に革の雰囲気、質感とご自分のお手入れがピッタリのお手入れ上手な方が
いらっしゃいます。
お買い上げ頂いてそれほど時間がたってはいない鞄ですが、お客様ご自身でのお手入れによる変化と
質感の良さにしばしうなります。
2013年3月3日日曜日
お知らせ
3月3日(日)は都合によりお休みさせていただきます。
4日よりのお出でお待ち申し上げております。
2013年3月1日金曜日
昼下がりの小さな修理
鞄とは関係ない作業をすることがある。
今日はアンティークのランプの接触不良。
昼休みの時間だけのはずが長くなっていくのも気がつかない。
ある種の緊張感から解き放たれての作業も結構楽しい。
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