2020年5月26日火曜日

自粛でも嬉しいことも、、

まだまだ続きそうとはいえ自粛解除になりました。
物を作る仕事の私どものこの間の日々の生活にはそれ程大きな変化は
ないと思っていたのですが、やはりたまには友人に会いたい、話したいものです。
そんな我慢の生活が続いております。
そんな中で嬉しかったこと三つ。
一つは
鞄の生徒さんにご自分の刃物の砥ぎを再チェックしてゆっくりと振り返って頂く
提案をしたところ皆さん刃物との向き合い方が素晴らしくて嬉しくなりました。
ありがとうございます。

二つ目は
某有名なコーヒー店のご主人から教えを受けているという方から豆を頂きました。
Fugeeでは国立時代から30年以上お客様にコーヒーをお出ししています。
うちで飲まれた皆様にはすみませんが正直にいうと未だによくわからないのですが。
でもコーヒーを入れるのも飲むのも大好きです。
一応気合を入れてドリップ中です。
ありがとうございます。

三つ目に
庭に梅の老木があります。
7年前にたくさんなって収穫して以来全くできなかった実が
たくさんというほどではない様ですが今年収穫できました。
梅干しにします。
ありがとうございます。




2020年5月17日日曜日

六芒星の口枠鞄(7)

鞄がアタッチメントを取り付けたトロリーケースに置かれたました。
移動中の鞄の振れや脱落防止のためのものですが、
取り付け取り外しが簡単な事も大切です。
それとアタッチメントはなるべく目立たなく風体がコンパクトであること。
工房の周りの歩道、砂利、段差いろいろ押したり引いたり試して
全く大丈夫であることを確認して完了です。
鞄もアタッチメントも、アナログにひとつずつ可能性を探るという
Fugeeにふさわしい仕事でした。









2020年5月10日日曜日

六芒星の口枠鞄(6)

この鞄の製作過程の紹介も終わりに近づきました。
その前にトロリーケースにワンタッチで取り付けるアタッチメント
をご覧いただけたらと思い載せてみました。
楽しい試行錯誤でした。
作らせて頂いたK様に感謝いたします。


















2020年5月2日土曜日

六芒星の口枠鞄(5)

なかなかキレイな六角形になったと思います。
今回の鞄はどの部品もコバ磨きではなくヘリ返しという革の先端を
折り返す方法で仕立てました。
この革で作った磨きとヘリ返しのテストピースをお客様と検討の結果
今回は部品ごとのメリハリをなくしてあまり境目を感じない全体の一体感を
出した仕立てにしました。