都合により、3月28日(火曜日)から4月8日(土曜日)までお休みいたします。
お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
2017年3月27日月曜日
2017年3月25日土曜日
男の鞄
身の回りのものを収納する男性の鞄。
女性のハンドバッグにあたるものは脇に抱えるセカンドバッグか
仕事用のブリーフケースをそのまま、あるいは最近増えたトートバッグ等でしょうか。
きちっとスーツを着こなした時、ロングコートを着た時、
カジュアルに軽い服装で出かける時、それぞれのシーンに合った鞄を一つのもので、、
というのは難しいかもしれませんが、目をつぶっていても中のものを取り出せるような
慣れた使用感や、鞄によって中のものをそっくり入れ替えることを考えるとなるべく同じ物を使いたいしということもあるでしょう。
非常に悩ましい分野であるようです。
時々、「この人にこういう鞄、合うだろうな」と思う事があります。
この鞄はスーツはを着ない若いお洒落なお客様からのご注文で作らせて頂きました。
革の種類、色、鞄のサイズ、プロポーションを変化させることで、面白いそれぞれの方にぴったりのものができる新しい分野の鞄だと思います。
女性のハンドバッグにあたるものは脇に抱えるセカンドバッグか
仕事用のブリーフケースをそのまま、あるいは最近増えたトートバッグ等でしょうか。
きちっとスーツを着こなした時、ロングコートを着た時、
カジュアルに軽い服装で出かける時、それぞれのシーンに合った鞄を一つのもので、、
というのは難しいかもしれませんが、目をつぶっていても中のものを取り出せるような
慣れた使用感や、鞄によって中のものをそっくり入れ替えることを考えるとなるべく同じ物を使いたいしということもあるでしょう。
非常に悩ましい分野であるようです。
時々、「この人にこういう鞄、合うだろうな」と思う事があります。
この鞄はスーツはを着ない若いお洒落なお客様からのご注文で作らせて頂きました。
革の種類、色、鞄のサイズ、プロポーションを変化させることで、面白いそれぞれの方にぴったりのものができる新しい分野の鞄だと思います。
2017年3月18日土曜日
すくい縫いの持ち手
ダレスバッグなどによく使われるタイプの持ち手です。
ただ少し普通と違うのは持ち手の稜線に鶏冠のような出っ張りがありません。
こうすると握る人は全周丸い、どこにも引っ掛かりの無い持ち手を握る事ができます。
しかし作業の難易度は鶏冠のあるものと較べると比較にならないくらい
難しく面倒なものです。
好みもあるのでどちらがよい、わるいは言えませんが、
見た目もつるっとして美しく、可能性を感じさせる持ち手ではあります。
(一番下の持ち手は鶏冠のあるタイプです)
ただ少し普通と違うのは持ち手の稜線に鶏冠のような出っ張りがありません。
こうすると握る人は全周丸い、どこにも引っ掛かりの無い持ち手を握る事ができます。
しかし作業の難易度は鶏冠のあるものと較べると比較にならないくらい
難しく面倒なものです。
好みもあるのでどちらがよい、わるいは言えませんが、
見た目もつるっとして美しく、可能性を感じさせる持ち手ではあります。
(一番下の持ち手は鶏冠のあるタイプです)
2017年3月12日日曜日
できたてはかなりの迫力
ぽってりとやわらかい革の質感を残しつつ、でも丈夫な鞄のあり方を
探りながらできたのがこのKM39型です。
Fugeeの定番に加わって約12年、今となっては、人気の一二を争うモデルです。
エイジングにより繊維がほぐれ、よりやわらかくなることを考えて仕立ててあり、
できたてはパンパンの大迫力。
いいかんじに歳をとっていっておくれと毎回祈りつつ、
嫁入り前のドレスアップは念入りに。
探りながらできたのがこのKM39型です。
Fugeeの定番に加わって約12年、今となっては、人気の一二を争うモデルです。
エイジングにより繊維がほぐれ、よりやわらかくなることを考えて仕立ててあり、
できたてはパンパンの大迫力。
いいかんじに歳をとっていっておくれと毎回祈りつつ、
嫁入り前のドレスアップは念入りに。
2017年3月5日日曜日
鞄づくりに思う事
ボックスカーフで作ったこの鞄の一番の特徴、表現したかったのは
両サイドのポテッとした張りのある、かなり下の方まである曲線です。
私たちにとっては難しい仕事だったのを覚えています。
一般的に、実用品であり商品でもある鞄はプロダクトとして作られます。
しかし、仕立てを追求して自分の表現の可能性を探ろうとすることもできます。
それは仕立てを簡単にして見栄えをよくを考えるということとは逆の、
遠回りしても美しいと思える表現を具現化したいという考えかたです。
鞄作りに夢を見る若い方に同じ想いを持つものとして申し上げたい。
革を裁断して形にするのはそれほど難しいことではありません。
寸法のつじつまが合うものどうしを縫えば形には必ずなるものです。
それを使って何をどう表現するかが大切で、常に考えなくてはならないのは
そのことです。
いま自分ができる最高のクオリティーの可能性を追求する鞄づくりが
もっとあってもいいと思うのです。
両サイドのポテッとした張りのある、かなり下の方まである曲線です。
私たちにとっては難しい仕事だったのを覚えています。
一般的に、実用品であり商品でもある鞄はプロダクトとして作られます。
しかし、仕立てを追求して自分の表現の可能性を探ろうとすることもできます。
それは仕立てを簡単にして見栄えをよくを考えるということとは逆の、
遠回りしても美しいと思える表現を具現化したいという考えかたです。
鞄作りに夢を見る若い方に同じ想いを持つものとして申し上げたい。
革を裁断して形にするのはそれほど難しいことではありません。
寸法のつじつまが合うものどうしを縫えば形には必ずなるものです。
それを使って何をどう表現するかが大切で、常に考えなくてはならないのは
そのことです。
いま自分ができる最高のクオリティーの可能性を追求する鞄づくりが
もっとあってもいいと思うのです。
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