Fugee 鞄話色々
アナログな製作現場からのひとこま
2012年5月30日水曜日
フルオーダーのボストンバッグ
新しい仕事場にて、鞄製作も本格的にはじまっている。
Fugeeの定番のPM40型をベースに、大きく旅行用にというご注文。
ファスナーが鞄に取り入れられ始めた頃、口枠の鞄の雰囲気を残した旅行鞄が
多く作られていた。そんな時代の鞄を想像しながら試作をする...
2012年5月27日日曜日
新しいアトリエでの教室風景
待ちに待った照明器具もやっと昨日完備され、教室も動き出した。
環境が変わり、改めて生徒の皆さんと向き合うとちょっと新鮮な感じ。
作ることのたのしさをより感じて頂ける教室にしたいと再認識。
2012年5月22日火曜日
S様の鞄
15年以上前、Fugeeが無名な時代から鞄を作らせて頂いているS様が
要町のアトリエを訪ねてくれた。
今回は久しぶりにカカエをお持ちになられた。
革はカールフロイデンベルグのポトフィーユを使い、
錠前はまだFugeeのオリジナルがないころでイタリアのものを使っていた。
その当時の苦悩とエネルギーがよくわかる懐かしい鞄。
これからもずっと使い続けたいというS様の鞄への思いは作り手冥利に尽きるものです。
ありがとうございます。
2012年5月19日土曜日
B制作室のしごと
吹き抜けの気持ちの良い空間が新しいアトリエの特徴なのだが作業をするには
もう少し明かりが欲しいところだ。
それで友人Jが発案し、アルミの溶接ものでもなんでも美しく作るB氏を紹介してくれた。
アルミの角パイプを使った、移動、取り外しも可能な明かり取り用のレールが出来上がった。やっぱり美しい。気持ちよく作業ができそうだ。
2012年5月13日日曜日
初日
バタバタでむかえたオープン初日でしたが多くのお客様に
お出で頂きました。ありがとうございます。
どうぞお出かけください!
不十分ですが準備ができました。
渋谷の店にもお出で頂いたお客様、Fugeeの鞄をご覧になりたい方、
要町のアトリエ、ショウルームを見てみたい方、どなたも歓迎致します。
お出でになって不在でしたら本当に申し訳ありませんので
電話でのご連絡 03-5926-3134 までどうぞよろしくお願い致します。
藤井鞄店
2012年5月8日火曜日
氷見さんの定規
藤井の師匠でもある小物の名人であった氷見さんの遺品である定規。
定規にかかわらず、氷見さんの残した道具類はどれもなぜか艶やかで美しく、
見るたびに心が奪われる。
引っ越し後の荷物の整理に明け暮れるなか、こういうものが段ボールの底の
古い箱から見つかったりすると、宝を探し当てたような気分になる。
2012年5月5日土曜日
渋谷の店 3
ある人からこんなことを聞いた事がある。
「二流の職人は金を残す
そこそこの職人は品物を残す
ほんとにいい職人は人を残す」
まったく意味が違うが、渋谷の店には
素敵なお客様と素敵な友人達が
出入りしていていてくれた事は
確かです。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願い致します。
藤井鞄店
渋谷の店 2
店がオープンした時と同様に、クローズする時も多くの友人に助けられました。
特にテントの撤去作業は、その道のプロでもあるH氏とJ氏が快く引き受けてくれた
ことにより可能になったことです。
FさんNさん企画による空っぽになった店での最後の宴会は、近所の人の飛び入り参加
や思わぬ差し入れもあり、夕方から夜更けまで続きました。
いつも散歩の途中でひょっこり
顔を出してくれたミュージシャン古我知さんの
三線の弾き語りが胸を熱くしました。
2012年5月2日水曜日
渋谷の店 1
渋谷の店は国立時代の店によくあつまった若い芸術家達が内装、外装を
トータルで考えて作ってくれたところなので私にとっては思い出深い、
居心地のよい素敵な空間でした。18年前、当時全てを取り仕切ってくれた彫刻家の
T氏やお手伝い頂いた皆様に本当にありがとうと申し上げたい。
T氏が作った棚、鏡、テーブルは今度のアトリエでも使わせて頂くつもりです。
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