ラベル Fugeeの鞄教室 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Fugeeの鞄教室 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年12月29日木曜日

今年最後のお教室

教室の皆さんそれぞれ協力し合って自分達の足を測定 。
それらの値をメソッドに従って図面化しました。
お互いに図面を観察し合いあまりの形の違いにびっくり。
大きさの違いはなんとなくわかりますが足の形にも相当個性が
あることがわかりました。
さて、図面を型紙に起こして試作を作り並べてみました。
これから形、大きさ等で気に入らない所を修正します。
これが結構大変かも知れません。というのも何処をどう修正したら
どんなところがどう変化するのかを捉えるのは難しいところがあると思うからです。
そこまでやってもらいたいのは再現性の為です。
例えば誰かの足に合わせたスリッパの図面が自分で描けて作れる事が大事です。
比較的に単純だと思うのですが、私達も試行錯誤のわからない事だらけのスリッパ作り。
というわけで手縫のバブーシュの本作、間近?






2022年12月18日日曜日

革のスリッパ

大きく弧を描く甲革を大胆にヒダを寄せながら底革に縫い込む。分厚い甲革と分厚い底革が縫い合わさったものは当然ながらかなりゴツくて、長年鞄をつくっていてもコレをひっくり返すことは本当に可能なのだろうかと心配になるほどのものです。考え方、スケール感、立体感に対する姿勢などなど、鞄との違いを感じながらもとても新鮮な作業に燃え(萌え?)ました。何個かかたちにするなかで、まだまだわからないことがたくさんある中、パターンを起こすための考え方がなんとなくですが定まってきたので、鞄教室でも生徒さんの教材としておもしろそうだと思い、チャレンジすることにしました。もちろんみなさん足型を描いてオリジナルの型紙を起こしてもらうことにしたのです。








2022年11月28日月曜日

それぞれのショルダーバッグ

教室の風景です。
皆さんそれぞれの口枠ショルダーバッグの完成です。
鞄を並べて反省会をしました。
とても沢山の工程をコロナ禍で長い休みも続いた中でよく頑張りました。
それぞれの人がそのひとなりに制作過程に出てくる問題、疑問に向かい合って考え進んで
出来上がったものです。



2021年11月8日月曜日

口枠鞄についての授業

数日前の教室は新しい鞄に入る最初の日でした。
写真手前の口枠の鞄を作ることを学びます。
口枠の鞄は開けたときと閉じたときの形が大きく変化するので革の使い方で美しさも
大きく変化しやすい鞄です。
さて、この日は4時間の授業のほとんどを口枠鞄の構造と制作上不可欠な大切なポイントや私達がどう考えてデッサン、図面から型紙、そして試作にもって行ったかの説明に費やしました。Fugeeがつくった見本の鞄だけでなく、似たような構造の古い鞄もたくさん見ていじってもらいます。つくり手の目線で見る事によって得られる発見はたくさんあります。
説明する方も受け取る方もかなりいっぱいいっぱいの4時間。
本質を知ることは自分で鞄が出来るようになるためには最も大切なことというのは当然です。
ただ単に作業の指示をするだけでは「知らないうちに何となく鞄が出来ていた」になってしまいます。これでは全く意味がなくその作業が何故そこで必要なのか、もっと良い方法は無いのかを考えることこそ、もの作りには大切なのです。
もちろん私達がわららない事もたくさんあります、それらは皆で考えたいのです。
そんなふうに進めていくとあっという間の4時間。
説明に夢中で皆さんを置き去りにした部分もありましたが、制作に入ってからもたくさん質問提案をして欲しいものです。
お疲れ様でした。



 

2021年1月21日木曜日

ふっくらできたて

先月の教室から。
単純な内縫いのポーチだけれど、みなさんスケッチから図面を描き、
型紙を起こしました。
縫ってひっくり返すまで全貌がわからないのがこの仕立ての特徴。
マチの長さの出し方や玉ぶちの貼り方、縫い絞る強さなどによって表情は変わってきます。
ひっくり返したての表情を写真に撮りました。ふっくらと焼きたてのパンのようです。
みんなでわいわい反省会。そんな先月が懐かしい。。
緊急事態宣言が出て、また鞄教室ができなくなりました。
寂しいかぎりです。







          
                                         








2019年1月21日月曜日

白熱教室風景

1月の教室風景。
新しい課題のファスナーのドキュメントケースの型紙を
みんなで検討しているところです。
下の写真は見本の鞄です。
ぐるっとファスナーが回っている単純な形ですが全ての内容を
分析しながら作ってもらいます。
全員に、構造やなぜそういう作りにしたのかなどを理解してもらえるよう、
又うまくいったところ、そうでもなかったところをその理由も含めて
理解してもらえるよう進めていきます。
それぞれの生徒さんが自分なりの考えで見本を踏み台に理解を深めて
さらにその先を行くものを作ってくれたら一番いいのですが。
皆、理解しようと真剣です。ちょっと失礼して撮らせてもらいました。
さてどう進んで行くでしょうか。




2018年10月25日木曜日

鞄教室生徒さんの習作

最終的には思ったものをクオリティーも含めて
自由に作れるようになっていただくための布石として、
教室では基本的に同じものを同じ時間に作業してもらいます。
写真は大中小の小型の物入れを入れ駒という手縫独特のステッチで作り上げる
訓練で、早めにできた生徒さんの作品です。
作業の資料は見本も含めて教える私どもが作るのですが、一番大切なことは
教える内容に疑問を感じることもそうですが、何故そうなのか、自分はこう思う、
こうしたい、こうあるべきだ、という、
それぞれの作業について常に考えることにあります。
作業に正解はありません、ですからメソッドもありません。
全ての作業は、今の自分ならこう作るのがベストだ、の連続なのです。
これはそのままFugeeの鞄の作り方です。
それにしてもみんな上手です。










2018年2月10日土曜日

品評会

鞄教室でのひとこまです。
長いこと時間をかけてきた口枠の鞄が出来あがり、みんなで並べて品評、検証を
たのしく行いました。
私たちにとっても、生徒さん以上に驚き発見があり勉強になった授業内容でした。
今回の鞄は私たちがつくった見本を元に各自がデザインを起こし、
製作のための原寸図面を描き、試作によって問題点を出し、
作り上げるというFugeeの製作工程を簡略的に実行した鞄作りでした。
こちらからの条件は全員同じ口枠金具を使うこと、
マチの下部を固くすること等、その他持ち手のかたちもテーマの一つでした。
長い工程の間、私たちからのしつこい質問にも耐え自分たちの
オリジナルの鞄を皆さん作り上げました。
ブラボー!








2016年12月6日火曜日

伝えたいこと

ほそぼそとではありますが鞄の教室を続けています。
自分たちが何に悩んで、つまずいて、どういう考えでその鞄を
作っているのかを生徒さんに見て、感じていただきたく。
そしてそれぞれの方が、ものを作るとはなんなのかを考えていただく
教室にしたいと思ってやっています。
技術で鞄はできるかも知れませんが、技術だけではいい鞄はできません。
「私だったらこの鞄はこう表現する」、それを具現化する努力を
日々私たちはしています。
生徒さんにもその面白さを経験してほしいと願っています。
(写真は毎回作ることにしている教材サンプルの鞄です。)



2014年8月15日金曜日

色とりどり

教室の生徒さんの作品です。
深い入れ駒の縫いで取り付ける底を皆さんきれいに縫いました。
革を何層にも張り込み厚くした側面を今度は鉋で八つの平面に削りだします。
鞄とは少し感じが違いますが革の扱いの一つとして面白いものです。
少し形は違いますが昔はダイスカップの高級バージョンとして
実際に注文があったといいます。


2013年11月30日土曜日

Fugee 鞄教室から

長い長い時間を掛けた、何年かに一度の教室での自由作品が
もうすぐ出来上がろうとしているひとこま。
職業で鞄を作るのも教室で作るのも、素材に向かい、ない知恵をだし
手を指を限界まで使い、まだ見ぬものがしだいに姿になっていくのは同じこと。
その時は皆子供のよう。「わーい出来てきて嬉しいー」、次に、
「ココ失敗したなあ、なんでだろー」。もう一度見て、「出来てきたー、長かったー」。
もちろんその間鞄はひっくり返され、中を覗かれ引っ張られ、ちょっと押されたり、
ぐるぐるとされる。でも扱われ方は丁寧に丁寧に。なんたって宝物ですから。
心を込めてものを作るとはそういうことじゃないでしょうか。

















2012年8月6日月曜日

自由製作

Fugeeの鞄教室ではひととおりのカリキュラムを終えた生徒さんに、何年かに一度、
じぶんの考えた鞄をスケッチし、図面を起こしてかたちする自由製作をしてもらうことにしている。それぞれが自分のもっている鞄に関する知識のなかで考えて、 具現化してもらう。我々教える側は、生徒さんそれぞれがなにかを導きだしたあとのお手伝いはするが、具体的につくる側にまわって寄り添うことはあえてしないようにする。
ものをつくることは、 考えること。自分で自分のつくるものに責任をとること。
どんなアプローチがあってもかまわない。そこがいちばんの醍醐味だ。
時間もずいぶん掛かる。でもその間に皆さん大きく成長する。我々も多くの事を学ぶ。
今回はどんな収穫があるだろう。たのしみだ。 



みなさんの試作検討。
そろそろ本作に入ろうかというところ。




2012年5月27日日曜日

新しいアトリエでの教室風景

      待ちに待った照明器具もやっと昨日完備され、教室も動き出した。
      環境が変わり、改めて生徒の皆さんと向き合うとちょっと新鮮な感じ。
      作ることのたのしさをより感じて頂ける教室にしたいと再認識。

 

 

2012年3月22日木曜日

鞄教室に関しておもうこと

教室を始めて何年になるだろう。
いろいろな時代がありました。
素晴らしい方もたくさん習いに来てくれました。
延べ何百人もの方が私どものような職人の所に習いに来てくれるのだから
有り難い事です。
鞄作りは形になって出来上がりというようなものではありません。
やっと形になっただけの物を私は鞄とは言いません。
作り手の美意識、想い等がドロドロとではなく、サラッと
よく見ると他と違う、そんな形でかいま見られるものでなくてはなりません。
真剣に取り組む生徒さんは、上手とも、進歩とも違う、言ってみれば作る物としての
鞄感の様な物を持たれるようになります。
これは、きちっと物を作るという姿勢を作業のとき常に意識しているから
出てくるものです。
各自が自分で考えて鞄を作っていくという行為をしている。
私どもが一番お伝えしたい事です。
教える側からの勝手な言葉ですが、鞄教室は時として準備が大変であったりもしますが、
一人一人の個性がとても新鮮で、私たちにとっても楽しい時間なのです。
素晴らしい今の生徒の皆様に感謝。


  藤井幸弘 金原リエ