2021年10月18日月曜日

せめぎあい

ちょっとしたバラ傷は避けたいけれど、繊維のいい方を優先させたい。
もう少し薄くすれば仕立てがしやすいけれど、厚い方が質感はもちろんいい。
この革ではこの厚みがいいと思うけれど、こっちの革では同じパーツでも同じ厚さでよいだろうか。前回はこうしたはずだけれど、今回はこういう考えですすめてみよう。 
長年つくっている定番の鞄でも毎回毎回ああだこうだいいつつ、いろんな意図や想いのせめぎあいにひーひーいいながら、そのときのギリギリをジャッジしながらゆっくり進んでいくのがFugeeの鞄づくりです。
そして、そうした過程を経ることによって出来上がる鞄はどれもそれぞれいい顔をしていると手前味噌ながら自信を持って言えるのです。








2021年10月7日木曜日

ボックスカーフの箱形クラッチ

 Fugeeのオーダーでは持ち手のないクラッチバッグはその内容にもよりますが小物の分類に分けています。
今回のご注文はバッグインバッグで冠婚葬祭にもお使いになりたいというものでした。
革はボックスカーフで底に手が差し込めるようにしてほしいとのご要望で、当初底に薄い持ち手の様なものを付けることを考えておりましたが、ベルトの外から持った時に手に当たるのが不快ですっきりと中に引っ込むタイプを提案させていただきました。
これが寸法等結構大変な作業でしたがなかなかきれいにまとまりました。