2015年12月20日日曜日

革と糸でこうも違う顔

ショウルームの展示用のFugee standard lineのサンプルとしてしばらくの間、目をたのしませてくれた深いグリーンの山羊革のPM40型の鞄(写真下)。ゴツゴツした立体感のあるシボが陰影を生み、独特な存在感を放ち人気を博しておりましたが、見そめてお買い上げくださった方のもとに先日旅立っていきました。
そして気分は新たに、茶色いスウェードとブライドルレザーのコンビネーションで展示用サンプルを制作しました(写真上)。ベージュ色の糸が映える、明るく爽やかな印象の鞄になりました。同じ型紙の鞄でも、こうも変わるのかとたのしみながら毎回つくる、ショウルームに置く鞄です。