2015年12月15日火曜日

ふるーい、フランスの鞄

仕入れを兼ねたフランス旅行の時、見せて頂いた軍隊のショルダーバッグです。
友人のひいおじいさんの物で第一次世界大戦に参加した経験のある鞄のようです。
地図を入れて運ぶものだったというお話です。
かなり細かいピッチで手縫いで作られていました。
特別な補強なぞ全くないシンプルな作りで、酷使されたであろうに
壊れているところはありませんでした。
革はまだまだ十分使用に耐えます。
糸は、劣化は感じますが切れている部分はありませんでした。
こういうものを見てしまうと、革とはなにか、糸とは、鞄とは、
つくづく考えさせられてしまいます。