Fugee Standard Line に加えることになりました。
この鞄をつくるにあたってのテーマは「紳士の休日」です。
文庫本や小さな双眼鏡などの必要最低限の荷物を持って、ツイードのジャケットに
ハンチングを被り、森へ散策へ行く光景をイメージしました。
もちろん街歩きにも。肩肘張らずに、気軽に軽快に持って歩けるサイズを
意識したつもりです。ゴツく平面的な印象になりがちな箱物を、軽快で軽やかな雰囲気を
出すために、細部の仕立てやサイズ感に気を使いました。
型の名前の「PR」は「プロムナード」。フランス語で「お散歩」のこと。
この「PR」シリーズは箱物に限らずいろいろな展開の可能性を考えています。
Fugeeの定番はビジネスユースの鞄のオーダーが比較的多いという状況から生まれた結果、書類を意識した物がほとんどでした。
これからの定番はさらに広げていろいろな形、素材、機構の提案をもう少し押し進めようと思っています。