「フラップの付いた書類鞄をソフトな革で作る」というコンセプトで始めたKM39型。
普段はカーフのシュリンクを使用して作ることが多い鞄です。
外も内も同じ素材を一周させるなかなか贅沢な革の使い方をしており、
素敵な質感のものができます。
Y.T様のこの鞄は外革はスエード、内革はカーフのシュリンクという
初めての組み合わせで作った物です。
一目惚れして買って頂き6年ご使用頂いております。
スエードは革の裏を見せるものなので厚みの調整がややこしい素材ですが
全体、部分、共に質感がうまく出せたと思っています。