9月29日(月曜日)は都合によりお休みいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
2014年9月28日日曜日
2014年9月27日土曜日
無花果
小田原の農家の方からうれしい差し入れ。
都会で暮らす者にとっては「つくった方を知っている」ものを
食せるほどありがたく贅沢なことはありません。
食べ物を含め、身の回りを見渡してみて、それをつくった人が分かる「もの」の
なんと少ないことでしょう。
作り手はそれを使う人を思いながら。
使い手も作り手の存在を感じながら。
それはとても気持ちのよい関係です。
人と物との関係の原点ではないでしょうか。
そんな事を考えながら美味しく無花果を頂きました。
都会で暮らす者にとっては「つくった方を知っている」ものを
食せるほどありがたく贅沢なことはありません。
食べ物を含め、身の回りを見渡してみて、それをつくった人が分かる「もの」の
なんと少ないことでしょう。
作り手はそれを使う人を思いながら。
使い手も作り手の存在を感じながら。
それはとても気持ちのよい関係です。
人と物との関係の原点ではないでしょうか。
そんな事を考えながら美味しく無花果を頂きました。
2014年9月22日月曜日
大きな籠型鞄(3)
「張り」や「復元力」をもつ竹や蔓などの植物で編まれた「籠」の質感を、
厚いタンニン鞣しの革で表現できないかと以前から考えていました。
革の質感を最大限に生かすためのシンプルでいさぎよい仕立てをこころがけました。
この鞄をReal Bespoke 展にて一目惚れしていただき、お買い上げ下さったお客様から
先日、「持つのがたのしくなる鞄」という嬉しいお言葉をいただきました。
我々も楽しんでつくりました。またつくりたい鞄です。
ご要望も多いので、FugeeのFBページに制作過程をアップしていく予定ですので、
興味のある方はそちらものぞいてみてください。
(FBページはFacebookにアカウントをお持ちでない方もご覧になれます。)
https://www.facebook.com/Fugeebag?ref=hl
厚いタンニン鞣しの革で表現できないかと以前から考えていました。
革の質感を最大限に生かすためのシンプルでいさぎよい仕立てをこころがけました。
この鞄をReal Bespoke 展にて一目惚れしていただき、お買い上げ下さったお客様から
先日、「持つのがたのしくなる鞄」という嬉しいお言葉をいただきました。
我々も楽しんでつくりました。またつくりたい鞄です。
ご要望も多いので、FugeeのFBページに制作過程をアップしていく予定ですので、
興味のある方はそちらものぞいてみてください。
(FBページはFacebookにアカウントをお持ちでない方もご覧になれます。)
https://www.facebook.com/Fugeebag?ref=hl
2014年9月19日金曜日
大きな籠型鞄 (2)
4ミリ以上ある革を使った、まったく直線のない型紙。
平らに戻ろうとする厚い革を力強く手縫いしながら強引に立体に組み上げていく過程は、カーフなどを使った繊細な鞄の場合とくらべるとにとてもダイナミックで、
違った意味でわくわくする作業です。
平らに戻ろうとする厚い革を力強く手縫いしながら強引に立体に組み上げていく過程は、カーフなどを使った繊細な鞄の場合とくらべるとにとてもダイナミックで、
違った意味でわくわくする作業です。
2014年9月16日火曜日
2014年9月13日土曜日
大きな籠型鞄(1)
Real Bespoke展のための鞄のひとつです。
ざっくりとしたトートバッグ的な形のこの鞄は部品もすくなく革の質感が命でしょう。
この革の特徴を十分生かした「持ち手」も大切な見せ場です。
取り付け部の形はもちろんですが、手のあたる握り部分の形状も普通ではありません。
縫い代があっても手に当たる断面がまんまるになるように、
なかに入れる革の芯の形状を工夫し、(芯を円にすると持ち手断面は、縫い代が出っ張るのでぐるっと一周の円にはならない)
縫い合わせた部分の断面もステッチが見えなくなるように削ってあります。
ざっくりとしたトートバッグ的な形のこの鞄は部品もすくなく革の質感が命でしょう。
この革の特徴を十分生かした「持ち手」も大切な見せ場です。
取り付け部の形はもちろんですが、手のあたる握り部分の形状も普通ではありません。
縫い代があっても手に当たる断面がまんまるになるように、
なかに入れる革の芯の形状を工夫し、(芯を円にすると持ち手断面は、縫い代が出っ張るのでぐるっと一周の円にはならない)
縫い合わせた部分の断面もステッチが見えなくなるように削ってあります。
2014年9月9日火曜日
U様とショルダーバッグ
夏のある日、小物をお受け取りにお出で頂いたU様にご無理を言って、
以前作らせて頂いたショルダーバッグを下げたところを
入り口の前で撮らせて頂きました。
軽やかに涼しげに、靴と鞄の質感を合わせた心意気を感じる装いでした。
さりげないおしゃれをこんなふうに見せて頂ける嬉しいお客様の一人です。
一見ベーシックでオーソドックスなかたちですが、
いろいろなところに独特の仕立てをした鞄です。
ご使用の頻度も高くご満足いただいているとのこと。
私達の仕事がたくさんのお客様に支えられているのだ、
と言う事をつくづく感じさせられるひとこまでした。
以前作らせて頂いたショルダーバッグを下げたところを
入り口の前で撮らせて頂きました。
軽やかに涼しげに、靴と鞄の質感を合わせた心意気を感じる装いでした。
さりげないおしゃれをこんなふうに見せて頂ける嬉しいお客様の一人です。
一見ベーシックでオーソドックスなかたちですが、
いろいろなところに独特の仕立てをした鞄です。
ご使用の頻度も高くご満足いただいているとのこと。
私達の仕事がたくさんのお客様に支えられているのだ、
と言う事をつくづく感じさせられるひとこまでした。
2014年9月6日土曜日
小さな肩掛け鞄(3)
Real Bespoke 展では、リゾートの夏の装いをイメージした白い麻の軽いジャケットやリラックスした雰囲気の靴に合わせる鞄のひとつとして提案させていただきました。
仕立ての良さや高級感が損なわれないように意識はしましたが、かなり以前に
パリの骨董市で見かけたモロッコのアンティークの平たい肩掛け鞄のエッセンスを
取り入れました。口元にいくに従って細くなるマチのようなマチでないような
部分のラインが特徴的です。
仕立ての良さや高級感が損なわれないように意識はしましたが、かなり以前に
パリの骨董市で見かけたモロッコのアンティークの平たい肩掛け鞄のエッセンスを
取り入れました。口元にいくに従って細くなるマチのようなマチでないような
部分のラインが特徴的です。
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