アナログな製作現場からのひとこま
金具づくりと並行しながら鞄本体の試作や本作も進めます。
上の写真は試作です。実際にどのくらいの張りや硬さの鞄を目指すか、真鍮枠も仮に取り付けて検討していきます。枠と持ち手とのバランス、これから作る小さい金属パーツの大きさなども検証します。三次元の立体になると当然ですが革のボリューム感など、図面の段階では感じられなかったものが出てくるので、気持ちも盛り上がります。
本作は、赤茶色のカーフのシボ革(写真2枚目)と黒い象革(写真3枚目)です。