2013年6月27日木曜日

Fugeeの名刺入れ

鞄でも小物でも細部にわたる形状や仕立てを決める時に
一番大切にしなくてはいけない事は、その革の良さが出せるかどうかです。
それがもしうまく行ったらもう充分。
もちろん革の種類によって作業の内容は変化しますが、形をいじくり回すのも
無意味な物を取り付けるのも良いとは思えません。
あとは緻密に、正確に仕立て上げます。
スターリングシルバーの仕切り板を忍ばせたこの名刺入れは、
ドル入れと同じように手縫いでしか表現できない成功した製品だと思います。