2014年10月8日水曜日

女性のためのクラシカルなハンドバッグ

前回の、「クラシカルなハンドバッグのための持ち手」のついた鞄です。
この鞄の注文主はお茶の先生。
洋装の時でもお持ちになりたいとのことでしたが
数寄屋袋をはじめとした以外と多い着物にまつわる小物が入る、
大きすぎないすっきりしたプロポーションを目指しました。
持ち手は断面を円にして金具も小振りに作り女性らしさを出しました。
華やかさはありませんが、革の質感も手伝い落ち着いたたたずまいの、
美しく、ある種の凄みさえ感じられる鞄です。
持ちこなせる年齢を選ぶかもしれません。
ここ一番のお姿でこの鞄を持たれた様子を想うとわくわくします。