桜の咲き始めの頃に出かけ、散りかけの雨の日に戻りました。
ヨーロッパでも桜や椿が咲いている同じ春でしたが、太陽の当たり方、花の愛で方もまったく違うところから帰って来たんだなと飛行場からの帰り道にしみじみ思いました。
石の家に住み、硬い水を呑み、肉を食べ、陸続きの他民族と牽制しあいながらたくましく生きてきた人たちの歴史を肌で感じること。その地で今、生き生きとした仕事をしている人たちから受ける、明るく情熱的なパワー。
それらは水も空気も柔らかい島国の片隅で、ものづくりをする者にとってはかけがえのない刺激なのです。
さあ、がんばるぞ!!