Fugee 鞄話色々
アナログな製作現場からのひとこま
2019年1月27日日曜日
ちいさなボストンバッグ
和服の似合うご高齢のお客様の
「食パン2斤くらいのイメージの鞄 」を
というご要望で作らせて頂いたものです
。
ふんわり軽い印象になるよう心がけました。
和装の場合に限らず男性が身の回りのものを入れて持ち歩く鞄は以外と少なく
お困りの方が多くいらっしゃるようです。
流行なぞという一過性のものに関わり合いにならない、
その人らしい鞄を持たれるのも
素敵だと思います。
2019年1月21日月曜日
白熱教室風景
1月の教室風景。
新しい課題のファスナーのドキュメントケースの型紙を
みんなで検討しているところです。
下の写真は見本の鞄です。
ぐるっとファスナーが回っている単純な形ですが全ての内容を
分析しながら作ってもらいます。
全員に、構造やなぜそういう作りにしたのかなどを理解してもらえるよう、
又うまくいったところ、そうでもなかったところをその理由も含めて
理解してもらえるよう進めていきます。
それぞれの生徒さんが自分なりの考えで見本を踏み台に理解を深めて
さらにその先を行くものを作ってくれたら一番いいのですが。
皆、理解しようと真剣です。ちょっと失礼して撮らせてもらいました。
さてどう進んで行くでしょうか。
2019年1月12日土曜日
巻物の山
新年早々、以前に作った鞄の資料が欲しくなり検討図を探しました。
テーブルが巻物の山になりました。
新しく鞄を作るときは必ず図面検討から入ります。
資料探しの目的は主に、鞄の雰囲気だったり、部品同士の組み合わせ方だったり、
プロポーションだったりをその時どう考えていたかを知ることです。
鞄の検討図を引っ張り出して来て眺めます。
強い想いだの意志だのが見える場合もあれば、これしか手がなかったからこう仕立てたんだとわかる場合もあります。
一方、型紙の方は定番にする可能性がある物以外は廃棄するようにしています。
型紙はそのとうりに革を裁って作っていくための言わば作業の為の道具です。
作業ですから考えなくても確かに進んで行くように作ります。
考えなくても進むというところが一番怖いところで、
新しくて進んだものはそのつど悩まないと出来てこないと思っています。
2019年1月3日木曜日
謹賀新年
明けましておめでとう御座います。
Fugeeは1月7日(月)よりお客様をお迎えいたします。
私どもの鞄作りに共感していただける皆様、ご興味をお持ちの皆様
お待ち申し上げております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2018年12月29日土曜日
定番の鞄たち
基本的には同じ定番の鞄(FL46型)が三つです。
セミオーダーの面白いところですが、お客様のそれぞれ少しずつ異なる
ご希望でお作りしてこんな風になりました。
バーガンディーはパッチをはずしてオリジナルの錠前で。
黒はオーソドックスなパッチつきで同じくFugeeの錠前です。
グリーンの鞄はパッチ、枠、持ち手に黒を使った二色コンビで
イタリア、バレーゼの小さめのデッドストックの錠前を使用しています。
頼まれる方の個性が出た鞄たちです。
2018年12月16日日曜日
十二月も半ば過ぎ
「とうとう、」なぞという言い方はどうかと思いますが今年も終盤になりました。
毎年のことですが、ものを作るという仕事の場合、ああもしたいこうも作りたいで押せ押せになった一年のしわ寄せをドッと受けて年末が来ます。
たいていは大晦日まで作業をして、除夜の鐘を聞きながら年賀状を書き、足りない部分を
元旦に書いて、二日か三日あたりに出す、、。
好きで面白くてやってる仕事なんで文句は言えません。
さて、きょうはもう少しこの鞄、縫い進めますか。
2018年12月2日日曜日
黒いFL46型
ありがたいことにいつも面白いカバン作りをさせていただいております。
なぜ40年も鞄づくりが面白いのか、どうも私の考えでは革というものが
いろいろなころあいのちょうどいい作業をさせてくれる素材だからだと思われます。
革の物質としての素晴らしさ例えば、複雑な繊維であり、もとの動物としての質感を
残し、
しかも引っ張り、繰り返しの曲げ、物を支える等の強度を備えていること。
さらに仕立て上の物理的な矛盾を革ならではの伸び縮みによって
美しい緊張感に変えてしまう。
こんなおもしろい鞄づくりをもっと多くの方に特に若者に深めてほしいなぁ。
なんて思ったりしています。
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