2013年5月28日火曜日

型紙の山

長財布の型紙。
Fugeeの定番にするべく型紙を作ったらこんな数。
今はまだ薄い紙で型紙を作るので何枚あってもそれほど収納には困らないが、
以前は確か10オンスのボール紙で、これだけの型紙の数だったらかなりの厚みになる。
定番以外過去の型紙は廃棄するのが常だったが、カバンともなるとサイズが大きく数も多い。定番のしかも鞄だけでえらい量だった。
型紙を作るのは単純作業なので考えてはいけない作業。
鞄の形、サイズの決定、部品どうしの取り合い、仕立ての手順等にはいくら時間を掛けてもいいが、決まった形、サイズに型紙を作るのは正確に早く。
しかし、この正確にというのが一般的な意味とは少し違う。
教室に入った生徒さんにも最初に理解していただく事だが、言ってみれば、
型紙どうしは全てつじつまが合うように作るという事で、あたりまえの事だが
例外はあるにせよ、出来上がった鞄のサイズが1ミリ大きくても、1ミリ小さくてもなにがどうと言う事は無い。今回は小物なのでもう少し誤差は厳密になるが理屈は同じ。
と言う訳でしばらく小物づくりしてます。