2014年7月4日金曜日

革のポートフォリオ(2)

鞄を置いた時、じかに床や地面に付かない様、底に取り付けるものが底鋲です。
一般的には錠前などの金具と底鋲は同じ素材にします。
この場合でしたら真鍮ですが、黒檀でブロックを作り底鋲に見立てて取り付けました。
この鞄は図面などの書類を入れる為だけの厚みのないものです。
底鋲が本来の意味で必要かどうかは疑問ですが、
装飾的な意味合いも含めて使用しました。
黒檀の重厚な質感はブライドルレザーによくあいます。
ちょっとチョコレートのタブレットにも見えますが。