2024年1月31日水曜日

少しだけ

FN44型を少しだけモデルチェンジしました。
フレームは同じ物で、プロポーションを若干細めに変えました。
書類の量は大量に入る今までのものより減りますが
お持ちになられる時のスッキリ感を増しました。
もちろんブライドルの重厚感はそのままです。




 

2024年1月18日木曜日

オリジナルの金具たち

オリジナルの金具たちです。
革にキリッとした金属の質感は映えます。
そして使い込んだ革の経年変化には、やはり使い込まれた色に変化した真鍮、銀
がよく合います。
又骨董品で見かける、手入れされた古い革と共にある、使用感はあるけれど研磨された金具。
これも美しいです。
この写真の金具たちは10年後、20年後どんな夢を見せてくれるでしょう。



2024年1月1日月曜日

楽しい仕事

元々時間の事はあまり考えず興味に引きずられて仕事をしているのですが、「大晦日」のようなはっきりした時間の区切りがあると「あれまあ!」と思うくらい時間が読めていないことを痛感します。
12月の仕事が31日にずれ込み、素敵な鞄の本体だけは出来上がりました。
でもキーケース等が新年にさらにずれ込みました。
申し訳ないことですがお客さまにはもう少しお待ち願おうと思います。

写真は今年の秋にお作りしたアッタッシェケースとケースの木枠を発注する為の図面です。
比較的単純な形のものですが、あーしたいこーしたいという思いだけは沢山あり
いつものようにこの時も時間が掛かりました。
でも自分なりに丁寧に思いを持って作るというのは何十年やっても楽しいものです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



2023年12月8日金曜日

作り方の違い、小物と鞄

以前にも書いたような気がしますが小物と鞄では作る感覚が違います。
鞄は全体のバランスが非常に大切で、バランスを意識しながらそこから派生した部分を
どう表現し完成度を高めるかを考えます。
ですから部分から考え始めるという事は少ないです。
部分にあまりにこだわり過ぎるとハッキリ言って
バランスの悪い間の抜けたものになりがちです。
部分どうしの繋がりがなかったり、部分が鞄全体とズレたものになる事もあります。
私もそう言う鞄を作った苦い思い出があります。
では小物を作るときはどうかと言うと今度は品物の細部にまで目を配り完成度を高めます。
小物は使われる方の手の中で内側も含め細かいところまでしっかり見られる物だからです。
革製品を作る方は多くの場合小物から入っていく方が多いようですが、
是非面白い広がりを感じられる鞄にもどんどん足を踏み入れてみてはいかがでしょう。



2023年11月19日日曜日

Fugee のラゲッジタグ

ものを作る時の私達の発想はそれ程複雑ではありません。
いわゆる凝ったデザインなぞと言う怪しいものでもありません。
ものを作る人間の発想は入り口と出口をはっきりと意識するだけで
良いのではないでしょうか。
入り口である素材をしっかり知り、意識しながら作ること。
鞄屋の場合は素材としての革をどう使ったらどうなるか、どうしたいか、
どうしたら有利でどうしたら不利か諸々。
自分以外の人が使用する物なのでそのニーズにどこまで革を近づける事ができるか。
そして大事なことは革の美しさに自分がどっと浸ることと同じくらいにそれらの意識を深くする事だと思います。
大雑把に言うとそんな気持ちで革に向かっています。







 




2023年11月12日日曜日

Fugeeの万年筆ケース

毎年8月と9月に制作する革小物達の中で今年制作したペンケースです。
一つはイギリスの豚革です。
これは革好きで有名なビスポーク靴屋さんからお譲りいただいたもの。
昔、日本には豚革の良い鞣屋があり何度か品物を作らせてもらった事がありますが、
それに少し似たところのある良質の豚でした。
もう一つはブライドルレザーのグリーンを使用したものでモンブランの149を基準にお作りしました。
どちらも入れ駒縫いと言う手縫い独特のステッチのものです。
今回は3本入れのものでしたが1本入れから本数はご希望でお作りいたします。












2023年10月30日月曜日

2023年の小物制作

オーダーいただいたお客様のものを制作するのが精一杯となりましたが、今年の小物制作期間も無事終了し、写真撮影。と、ほっとしたのも束の間、お渡し日が迫る次のお客様の仕事に嵐のように巻き込まれていった10月が終わろうとしています。今年があと2ヶ月で終わるなんて信じられません。。。