2015年7月8日水曜日

宝の山

なつかしいお客様がいらっしゃいました。
調べ調べて要町のアトリエにお電話をくれました。
20年ほど前に作らせて頂いた小振りの抱え鞄、
「これ、今もほとんど毎日使ってますよ」と見せてくれました。
長い間愛着をもって共に過ごして頂き本当にありがたい事です。
繊維の方向性が強い革で一度襠の修理をした覚えがあります。
裏打ちのしかた、その素材、仕立ての方向性、バランス等
何がダメで何がいいのか、どんな資料より勉強になりました。
ご使用頂いているお客様に支えられている事を改めて感じます。