2022年5月10日火曜日

ボックスカーフのダレスバッグ

鞄の構造と革の性格をどうマッチさせて仕立てるか。
ボックスカーフは非常に繊細な美しい革ではありますがそれだけではありません。
タンナーの考え方の違いによるのでしょうがひたすらしなやかでその質感を傷つけてはいけないと思わせるものもあれば、キリッと背筋の伸びたそれ自体で自立するような雄々しい美しさのものもあります。
今回は後者のボックスカーフでのダレスです。
研究を重ねる自慢の持ち手と金具はアトリエ自作のスターリングシルバーです。