2021年9月29日水曜日

2021 Fugee small leather goods

オーダー、店置き在庫の補充も含め、今年の小物制作期間が終わりました。
ご注文いただいたお客様にでき上がりのご連絡をする前にする写真撮影が、鞄が短期間でたくさんでき上がることはないFugeeにとっては秋の収穫祭のようで密かな楽しみです。


 

2021年9月23日木曜日

Fugeeスタイルのカートリッジバッグ

 イギリスに昔からある形で、狩猟のための薬莢を入れるためのカートリッジバッグをFugeeなりの解釈でつくった鞄です。
胴体に切り込みを入れて寄せ、すくい縫いをした上にパッチを付けて縫い込むことにより、マチと胴の一体型を可能にした手縫いならではの仕立てです。
15年くらい前、何回か店にならべたことがありました。
写真をご覧になってご注文くださったお客様にはちょうど入手したイギリスベーカー社のフルグレインブライドルを改めてご提案させて頂いた所お気に召して頂き写真のものとなりました。











2021年9月17日金曜日

お仕事づかいのトートバッグ

ご注文いただきましたのはキリッとした、同時に柔らかさ優しさを感じさせてくれる女性です。「書類と、時にはパソコンも入れて仕事に使うためのトート」というお題をいただき制作したものです。
柔らかい雰囲気をできるだけ残しつつも、ハードな荷物を入れても安心感のある質感にもっていくために、型紙の調整と質感のテストに時間をかけました。
同じような鞄でもどこに標準を当てて落としどころをどう掴むかでまったく違うものとなってしまうのが怖いところでもあり、おもしろいところでもあります。とくにトートバッグはそこが難しい鞄だといつも感じます。
コロナ渦のために鞄は発送することとなりお会いできなかったのはとても残念でしたが、お持ちになったお姿の写真を送っていただきました。鞄を持った素敵な笑顔の立ち姿を拝見できて幸せです。








 

2021年9月9日木曜日

もう秋!?

夏の小物制作はいまのところ予定どうりに進んでいるのに、妙に焦るのは、9月に入って急にぐっと涼しくなっていきなり「秋!」な日々になってしまったからでしょうか。
毎年の小物制作といえば、夏の日差しを浴びながら汗をかきかき・・・のイメージがからだに染み付いているので、だいぶ拍子抜けしています。
それにしてももう少し夏のなごりを感じていたかったなあ。。




 

2021年8月31日火曜日

籠型鞄 ディディール

 分厚いブライドルレザーをそのまま使った裏地のないざっくりした仕立てだけに、持ち手と真鍮のトグルが大きなアクセントになっています。
展示用につくったヌメはすぐに売約済みとなってしまいましたが、次につくる予定のときまではショウルームにございますので、ご興味のある方はどうぞお気軽に見にいらしてください。









2021年8月26日木曜日

籠型鞄 ふたたび

籠をモチーフにした大きなトートバッグです。
2014年のReal Bespoke 展の折につくった鞄で、もういちど見たいという声も多くいただいていましたがなかなか時間が取れず実現できずにおりました。
焦げ茶色でオーダーをいただいていたものをお仕立てする際に、展示用のものも一つ作ることができました。シンプルな仕立てですが、分厚い革を立体にしていく過程はとてもダイナミックでつくり手としてもドキドキ、テンションの上がる鞄です。
何かと暗い話題の多い昨今ですが、日々の生活を豊かにたのしむための日常づかいに、
こんな鞄はいかがでしょう。








 

2021年8月18日水曜日

断面がまんまる

 丸芯のまわりに表の革を巻いて縫い込む持ち手には大抵の場合、縫い目から先に縫い代部分のトサカがついているのが普通です。
でもこの持ち手には突起はなく断面がまんまるになるようにつくりが工夫してあります。
昔見せてもらったことのあるフランスの古い馬具の丸紐を再現しました。馬の身体に少しでも優しく当たるように考えられていたと思われます。
ゴツイ鞄に取り付けるための短く太い2本の持ち手はやっぱりツルッとしていたほうがしっくりきます。